慌てないで!コンタクトがずれる原因と対処法

慌てないで!コンタクトがずれる原因と対処法

鏡で目を確認しても「コンタクトが見つからない!」と、焦ったことはありませんか?

コンタクトレンズがずれてしまって、困った!という人は多いのではないでしょうか。

今回はコンタクトレンズがずれてしまう原因と、ずれてしまった際の対処法について見ていきましょう。

1. どんなときにコンタクトレンズがずれやすい?

本来、コンタクトレンズはその人その人に合わせたものが作られています。

そのため、本来は頻繁にずれるようなことはありませんが、そもそものレンズの処方に問題があり、レンズのデザインと使う人の角膜や結膜の形状があっていなければ、当然ずれをおこします。

また、処方に問題がなくても、コンタクトレンズの使い方を間違えれば、ずれが起きてしまいます。

1-1. ベースカーブが合っていない

コンタクトレンズを作る際には、眼科での検眼でベースカーブ(BC)を測ってもらいますが、このベースカーブが自分の目に合っていないと、まばたきの際にコンタクトレンズはずれやすくなります。

通販で売っているコンタクトレンズは、同じようなベースカーブのレンズが多いかもしれませんが、メーカーによっていろいろな種類があります。

乾燥していない、裏表逆になっていない、それでもずれる場合は、使用しているコンタクトのベースカーブがあっていないか、そのコンタクトレンズとの目の相性が悪いことが考えられます。

1-2. 目が乾燥している

コンタクトレンズは、涙の上に浮かんでいる状態で着装されています。普段は涙の上に浮いているはずが、目が乾燥してコンタクトがずれて張り付いてしまいます。

1-3. レンズの表裏が逆さま

初歩的なミスですが、これは原因としては結構多いようです。洗浄した際に裏返しのまま保存ケースに保管し、そのまま取り出して装用してしまうことがあります。

まばたきの時に違和感を感じたら、もしかしたら裏返しになっているかもしれません。

1-4. 角膜炎などの炎症を起こしている

洗浄をせずに汚れたコンタクトを使用していると、角膜に傷が出来ることがあり、まぶたの裏側の結膜に炎症が起こったりします。

いわゆる結膜炎の状態となり、そのままコンタクトを装用していると、コンタクトがさらに汚れ、炎症が悪化します。

まばたきの際にコンタクトが上のほうにずれる時は、目が炎症を起こしている可能性があります。

2. まばたきでコンタクトが頻繁にずれる場合は目の危険サイン?

コンタクトレンズがずれるということは、目が何かしら危険サインを発している恐れがあります。

上記で紹介した原因を解明して、正しく安心できるコンタクトの利用方法を見直してみましょう。もちろん定期検査を受けることも重要ですので、忘れずに!

3. まずは慌てず!レンズが外れていないかをチェック!

コンタクト装用時にありがちなのが、コンタクト自体が目の中にあるのか外にあるのか分からなくなってしまうケースです。

ない!と思ったらコンタクトが顔についてしまっていたり、衣服や洗面台に落ちていたりする場合もあるので、まずはコンタクトレンズがはずれてしまった可能性も考えて周りを探しましょう。

ハードコンタクトレンズを使用している方は特に、むやみに動いてコンタクトを踏みつけてしまうということがないように気をつけましょう。