MENU

topics目とコンタクトの
大事な知識

コンタクトレンズの使用期限、なぜ守らないといけないの?

Pocket
LINEで送る

普段、ソフトコンタクトレンズをお使いの皆さんは、自分のライフスタイルに合わせて、1dayや2weekなどの使用期間を選んで購入していますよね。
使い捨てコンタクトレンズを使用している方なら、「キレイな状態の1dayならもう1日くらい使えるかも?」や「見え方も問題ないし捨てるのはなんだかもったいない…」とお考えになったことがるかもしれません。
しかし、もちろんご存知の通り、使用期限は守らなければいけませんし、期限を越えたコンタクトの装用は絶対NGです。
今回は、使用期限を超えたコンタクトレンズを使用してはいけない理由、日数を重ねることでコンタクトレンズにはどんな変化が起きるのかについてをご紹介します!

1.コンタクト「酸素透過率」は日に日に低下する

ソフトレンズの性能はどんどん上がっているけれど

目の表面の「角膜」には血管が存在しないため、涙から酸素を吸収して新陳代謝をしています。そのため、瞳全体を覆うコンタクトレンズを使用する場合には、「酸素透過率」がとっても重要です。
酸素透過率とは、目にどれくらいの酸素を届けることができるかという、コンタクトレンズの性能を表す数値のひとつです。
近年、ソフトレンズの性能はどんどん上がっており、高い酸素透過率を売りにする商品も増えてきました。しかし、この酸素透過率は、あくまでも使用してすぐの数値。2weekタイプの使い捨てコンタクトレンズであれば、装用を毎日繰り返すたびに、酸素透過率は徐々に低下していきます。

角膜には十分なうるおいと酸素が必要

酸素透過率が低下してしまうことで、うるおいが必要な角膜に酸素が届きにくくなります。
その結果、再生不可能な内皮細胞の減少や、白目の部分に本来不要な毛細血管が伸びて、感染症のリスクも高まります。
開封から2週間の使用期間が過ぎてしまったコンタクトレンズは、酸素透過率がかなり低下している可能性が高いことから、そのまま使い続けることはハイリスクです。

2.1dayタイプのレンズはそもそも“薄い”つくり

こすり洗いに適さないから無理矢理の洗浄はNG

1日の装用が終わったら、そのまま捨てる1dayタイプのコンタクトレンズ。着けていた時間が短かったり、外した後の汚れが目立たなければ、「もう1日くらい」と思うことがあるかもしれません。
しかし、そんな無茶はいけません。なぜなら、1dayタイプのコンタクトは、同じソフトレンズの2weekタイプと比べてレンズの厚みが薄くなっています。
使用後にこすり洗いをしようとしても、破れてしまう恐れが高く、こすり洗いをしたことによって目には見えないほどの小さな傷ができてしまうこともあります。
レンズの傷が原因となり、角膜にまで傷をつけてしまうと、感染症のリスクも高まるので要注意です。

3.使用期間は“容器から取り出した時点から◯日間”

2weekタイプのレンズは毎日のケアも丁寧に

密閉された新品のコンタクトレンズの容器の中は、滅菌処理された保存液で満たされています。
取り出してすぐのほうがレンズも“新鮮”ですし、2weekタイプのレンズなら、毎日の丁寧なケアが欠かせません。
そして、コンタクトユーザーが目の健康を保つために心がけるべきことは、「1day」や「2week」という使用期間を間違って認識しないことです。

トータルで◯日間使えるわけじゃない

1dayや2weekの使用期間は、「トータルで◯日間使える!」という考えではなく、「容器から取り出した時点から数えて最大◯日間使用可能」と認識し、徹底しましょう。
また、1日の装用時間や日々のメンテナンスにもしっかり気を配ることも大切です。
決して、2weekタイプを、「14回分使える!」と思ってはいけませんよ。

【まとめ】「ちょっとくらい期限を過ぎてても大丈夫」がトラブルの種

前の日となんら変わらない“見た目のレンズ”なのにと、渋々コンタクトレンズを捨てた経験は、ソフトコンタクトレンズをお使いの方なら、一度はあるのではないでしょうか。
しかし、コンタクトレンズは、私たちの目には見えない形で、酸素透過率の低下が進行したり、こすり洗いによる微細な傷が目に影響を与えている場合もあります。
「ちょっとくらい期限を過ぎてても大丈夫」という気持ちが大きな目のトラブルにつながってしまうかもしれない。そんな危機意識を持つことが、大切なあなたの目の健康を守るために一番大切な心がけです。

Pocket
LINEで送る

BOTTOM