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大事な知識

ワンランク上の着け心地を実感できる、話題の「生レンズ」

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コンタクトレンズの素材は、技術の進歩とともに、どんどん進化しています。
ハードレンズ、ソフトレンズの2択だった時代は一昔前。“次世代コンタクト”とも呼ばれるシリコーンハイドロゲル素材のレンズが登場したことで、コンタクトユーザーの選択肢も広がりました。
そして今度は、そのシリコーンハイドロゲルがまた一歩進化。今までにない快適な装用感を実現する「生レンズ」が開発されたのです。
“何も着けていないような生感覚”とは、一体どんな着け心地なんでしょうか?
今回は、テレビCMでも話題の生レンズ『デイリーズトータルワン』の特徴や魅力を紹介します!

1.生レンズに“感動”するコンタクトユーザーが続出

「生感覚」とは、何も着けていない感覚

アルコン製の『デイリーズトータルワン』を試したコンタクトユーザーのほとんどが実感する「生感覚」とは、裸眼のままかと錯覚してしまうような“何も着けていない感覚”です。
従来のハードレンズやソフトレンズも、瞳にやさしい仕様に改良が重ねられてきましたが、生レンズの着け心地の快適さは、これまでの常識をひっくり返してしまうほど。
その証拠に、生レンズを使用したユーザーからは、「コンタクト史上最強」「着けたのを忘れる」「まったく乾かない」など、感動の声が続出しています。

2.生感覚のヒミツは特殊な水分三層構造

瞳に触れるレンズ最表面の含水率は100%!

「生感覚」と表現される着け心地は、特殊な水分三層構造によって生み出されています。
>瞳とコンタクトレンズの摩擦を軽減する決め手は、レンズの表面の含水率の高さといわれますが、生レンズの最表面の含水率はなんと100%!!
ほぼ水の状態だから、着け心地の悪さの原因となる摩擦はほとんどありません。

3.シリコーンハイドロゲルの進化系レンズ

酸素透過率の高いレンズ中央部

ソフトレンズをお使いの方はご存知かもしれませんが、含水率が高ければ高いほど、レンズの表面は乾きやすく、目に酸素を送りにくくなってしまいます。
しかし、最先端の生レンズは、長時間乾きにくいだけでなく、酸素もいっぱい通す優れものです。
その高機能の訳は、三層構造の中央部にあります。なんと、生レンズの真ん中には、含水率33%のシリコーンハイドロゲルが使われているのです。
酸素透過率にすぐれたシリコーンハイドロゲルの効果によって、レンズ表面はうるおいたっぷりなのに、乾きにくい装用感を実現。生レンズは、シリコーンハイドロゲル素材の進化系レンズと呼べるでしょう。
このシリコーンハイドロゲルについて詳しく説明したブログ記事もあるので、より深く知りたい方はそちらもお読みください。

【まとめ】瞳にもっとも優しいコンタクトの開発

これまでにない着け心地と評判の「生レンズ」は、研究のスタートから商品化までに10年という長い時間を要しました。
開発にあたったアルコンが目指したのは、1日に14,000〜15,000回の瞬きを繰り返す人の瞳にもっとも優しいコンタクトレンズ。その努力の結晶が、今、コンタクトユーザーの新たな選択肢となった「生レンズ」です。
「生感覚のレンズ」「何も着けてないみたい」と聞いても、いまいち想像できないという方は、ぜひ一度、アルコンの『デイリーズトータルワン』を試してみてください。
たくさんの人が実感している着け心地の良さに、今までのコンタクトレンズの常識が変わるかもしれませんよ。

【関連記事】

シリコーンハイドロゲル素材の詳しい解説はこちらをご覧ください
https://eye-space.jp/topics/topics_silicone/

正しい“視力検査”で最適なコンタクトレンズ選びを

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「ストレスなく、快適に見たい」
コンタクトレンズやメガネを使用する方なら、誰もが望むことですよね?
あなたの視力に適したコンタクトやメガネを作るには、正確な度数を測定する「視力検査」が何よりも大切です。
今回は、眼科や学校で行われている視力検査のイロハをご紹介します!

1.「視力」と「度数」

度数は視力矯正のためのレンズの屈折率

視力検査の言葉にある「視力」とは、目の前の対象物をどれだけ細かく見極められるかを数値化した指標。簡単に言えば、「目の能力値」です。
一方の「度数」は、視力がより良くなるように矯正するための、レンズの屈折率を指します。
ですが、「視力が1.0なら度数はこれで決まり!」との目安があるわけではありません。
視力は、見える見えないの能力値だけでなく、近視・乱視・遠視などのさまざまなタイプに分けられます。
コンタクトやメガネのレンズの正確な屈折率を導き出すには、順を追った、念入りな検査が必要です。

2.コンタクトレンズの度数の測り方

瞳に合ったレンズを選ぶために必須のステップ

コンタクトレンズを選ぶ際の検査には、いくつかのステップがあります。
医師による正確な検査を行うことで、あなたの瞳に合ったレンズの中心圧(L)、ベースカーブ(BC)、度数(P)、レンズサイズ(DIA)などが決まります。

  • ・オートレフケラトメータ
    コンタクトユーザーにとってはおなじみの、特殊な機械を覗く検査です。目に入った光がどのように屈折するかを調べ、近視・遠視・乱視などの目の状態やその強弱を判別します。
  • ・視力検査
    小学校や中学校の視力検査で、誰もが一度は受けたことのある定番の検査です。アルファベットの「C」に似たマークの切れ目がどちらを向いているかを口頭で答え、どれだけ細かく見えるかを測定します。
  • ・自覚的屈折検査
    検査用のコンタクトレンズを使い、適切な度数と矯正後の視力を測ります。
  • ・装用検査
    初めてコンタクトレンズを使う方にとって、特に大切な検査です。検査用レンズを装着し、涙の量やまばたき時のレンズの動き方などを確かめます。

3.視力検査でおなじみの「C」マークは世界共通記号

ランドルト医師が発明した「ランドルト環」

視力検査と聞いて、真っ先に思い浮かぶマークと言えば、真っ黒の「C」マークですよね?
皆さんもきっと、片方の目を隠して、検査表(機械)から5メートル離れて、上・下・左・右のどこに隙間が空いているかを答えた経験があると思います。視力検査で使われている「C」のマークには、ちゃんとした名前があります。
その名も、「ランドルト環」。

名付け親は、フランスで活躍したスイス人眼科医のエドマンド・ランドルト博士。1888年に発明されたランドルト環は、1909年にイタリアで開かれた国際眼科学会で国際的な標準指標に採用されました。

スイス人眼科医の功績はすごい

ちなみに、ランドルト環が生まれた1888年は、コンタクトレンズの語源となったオーゲン・フィック博士の著書『Eine kontactbrill』が完成した年でもあります。
さらに驚くのは、ランドルト博士も、フィック博士も、スイス人の眼科医ということ。眼科学研究発展の歴史を振り返るとき、スイス人眼科医の功績は欠かせませんね。

4.「ランドルト環」以外の測定方法

アメリカや中国で使われている「Eチャート」

1909年に世界共通の視力検査記号に選ばれた「ランドルト環」ですが、世界各国には、それ以外の測定方法も存在しています。
例えば、アメリカや中国でよく使われている視力検査表が「Eチャート」。
ランドルト環と同じく、上・下・左・右を向いた「E」のマークの切れ目を答える方法ですが、検査表から離れる距離は6メートルです。
「C」より「E」のほうが、空いている部分が広いため、その分、距離を長くとるんです。

欧米にはアルファベットを読む「スネレン視標」も

主に欧米で使われている視力検査表の「スネレン視標」は、「C」や「E」のように1種類のマークを使いません。
一般的なスネレン視標は、さまざまなアルファベットが、上(大)から下(小)へ11段階で記されています。検査表から6メートルの距離をとって、上から順に文字を読んでいく方法です。

【まとめ】視力検査の目的は“ありのまま”を知ること

視力検査は、人それぞれの視力を測る検査です。自分に合ったコンタクトレンズを選んだり、メガネをつくるには、度数を正確に測ることが大切です。
検査の目的は、あなたの“ありのまま”の視力を測ることですから、前かがみになったり、決められた線をはみ出したり、当てずっぽうで答えたりせず、正しく「目の能力値」を測りましょう。
コンタクトレンズやメガネを長く使っている人でも、視力は時間と共に変わることがあります。「今までと同じ度数で大丈夫」と決めつけず、ランドルト環を用いた視力検査はもちろん、オートレフケラトメータを使った屈折率の検査を定期的に行い、快適な視界を保ちましょう。

コンタクトレンズの語源は1冊の本に由来する!?

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多くの人が視力矯正のために何気なく使っているコンタクトレンズ。略して「コンタクト」。
瞳に装着する小さなレンズの名前が、いつ頃、どんな由来で、「コンタクトレンズ」と名付けられたかご存知ですか?
1508年、コンタクトレンズの原理に初めて気づいたのは、かの有名な天才発明家レオナルド・ダ・ヴィンチですが、その当時から「コンタクトレンズ」と呼ばれていた訳ではありません。
今回は、「コンタクトレンズ」の歴史をさかのぼり、命名した人物、時期、意味を探ってみました。

1.19世紀から盛んになったコンタクトレンズ研究

原理発見から380年後の大発明

ガラス製のボウルに水を張り、顔をつけて目を見開くと、あら不思議。「視界がとってもよくなる」と、レオナルド・ダ・ヴィンチがコンタクトレンズの原理を見つけたのは1508年のことでした。
それから数百年の時が経ち、19世紀に入ると、コンタクトレンズの研究に没頭する研究者がたくさん現れます。
1888年には、世界で初めて、人の目にガラスを直接装着する研究も行われるようになりました。これが、現在のコンタクトレンズの原型となります。

2.スイスの眼科医オーゲン・フィックの登場

研究成果をまとめた著書『Eine kontactbrille』

1888年、日本が明治時代に入って間もない頃、世界的に文明が進歩していくなかで、コンタクトレンズの研究開発も少しずつ進んでいきました。世界で初めて、ガラス製レンズを直接瞳に付けることを思いついた人の名前は、スイスの眼科医だったオーゲン・フィックです。
彼は、この研究成果を『Eine kontactbrille』という一冊の論文にまとめます。現在、私たちが使っている「コンタクトレンズ」という名称は、この『Eine kontactbrille』が語源だと言われています。

3.「コンタクト」の語源『Eine kontactbrille』を直訳すると・・・

端的に言えば「装着メガネ」

スイス人眼科医のオーゲン・フィックが書いた著書のタイトル『Eine kontactbrille』は、ドイツ語です。
単語の意味をそれぞれ訳してみると、

  • ■ Eine =「A」
  • ■ kontact =「装着」
  • ■ brille =「メガネ」

であり、日本語にすると、“装着メガネ”を意味するタイトルになります。
まさに、“コンタクトレンズとはなにか”を端的に表現した言葉ですよね。
『kontactbrille』を英語表記すると、『contactlens』。コンタクトユーザーにとっては、こちらの英語表記に馴染みがあると思いますが、元々の始まりはドイツ語だったんですね。

「kontact=コンタクト」の訳し方がポイント

コンタクトレンズの語源の中で、気になるポイントは「kontact=コンタクト」の意味です。
「コンタクト」という単語は、一般的に「衝突」「接触」「連絡」の意味で使われることが多いですが、コンタクトレンズのコンタクトは「装着」と訳します。
「角膜に接触するレンズ」と考えるよりも、「直接装着することができるメガネ」と捉えるほうが、コンタクトレンズの名前の由来に近いと言えるでしょう。

【まとめ】コンタクトレンズの名前は、第一人者の功績そのもの

現在では当たり前のように使われている「コンタクトレンズ」という名称は、実は今から約130年前の出来事に由来します。
その命名者は、世界で初めてガラス製レンズを目に装着する実験を行ったスイス人のオーゲン・フィックでした。
コンタクトレンズ開発の第一人者とも言えるフィックの功績を考えると、これからも大切にしていきたい名前だと思いますよね。

目も日焼けするってホント? UVカットコンタクトで紫外線対策

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夏が近づくと、気になり始めるのが「紫外線」ですよね?
肌を日焼けから守るために、長袖を着て、日傘を差して、日焼け止めを塗って…と、いろんな対策をされている方も多いと思います。
でも、その紫外線対策、ちゃんと目もケアできていますか?
目の日焼けは、眼病やコンタクトレンズに悪影響を与えてしまうこともあります。
とっても恐い目の日焼けの原因になってしまう紫外線の特徴や危険性をきちんと学んで、正しい対策を心がけましょう。

1.とっても危険!目の日焼けによる悪影響

「目から日焼けする」は嘘じゃない!

皆さんは「目から日焼けする」という話を耳にしたことはありますか?
実はこの言葉、間違いじゃありません。「目の日焼け」が原因となり、「肌の日焼け」につながってしまうのです。
目に紫外線を浴びると、その情報が角膜から脳へと伝わります。すると脳は、肌の奥にある細胞を紫外線から守るために、紫外線を吸収する色素「メラニン」を作りはじめます。
メラニンが紫外線を吸収することで皮膚が黒くなってしまうのが、一般的に「日焼け」と呼ばれている現象です。

目に受けた紫外線がシミ・そばかすの原因に

服や帽子、日傘などを使って肌の紫外線対策をしていても、目から紫外線を受けてしまうと、肌は日焼けしてしまいます。
そして日焼けは、肌のシミやシワ、そばかすの原因になってしまいます。紫外線の気になる季節には、肌だけでなく、目の紫外線対策を忘れずに行うことが大切です。

2.ひどい場合は目の病気につながることも

白内障や加齢黄斑変性に要注意

一般的な「紫外線対策」といえば、「日焼け防止」や「シミ・シワの予防」といったイメージをお持ちだと思います。
しかし、今回ご紹介する「目の紫外線対策」は、肌のさまざまなトラブルを防ぐためだけでなく、目そのものの病気を防ぐことにもつながります。目は肌と違い、いつも組織細胞がむき出しになっているため、常に紫外線の影響を受ける恐れがあります。
肌のシミやそばかすよりも恐いのが、目の病気です。目が紫外線を浴びることで、「白内障」や「加齢黄斑変性」などを発症したり、症状がひどくなる可能性もあります。

3.目の日焼け予防に効果的な紫外線対策とは?

“なんとなく”サングラスをかけているだけでは不十分

目の紫外線対策と聞いて、真っ先に浮かぶのは「サングラスを使うこと」だと思います。UVカット機能付きのサングラスは、紫外線対策として一定の効果が得られますし、何よりお手軽です。
ですが、いくらUVカット機能が付いたサングラスでも、目の全体を覆えないものや隙間の多く空いたデザインのものまであります。目には見えない紫外線は、わずかな隙間をくぐりぬけて、目に影響を与えてしまいます。
また、色の濃いサングラスは、黒目の瞳孔が開き紫外線を受けやすくなるため、かえって逆効果との説もあります。“なんとなく”サングラスをかけているだけ、オシャレなデザインだけで選んだサングラスでは、十分な対策とは呼べません。

コンタクトユーザーはUVカット機能付きレンズを選ぼう

コンタクトユーザーは、UVカット機能がついているタイプのコンタクトレンズを選んで、目の紫外線対策を行いましょう。
UVカット機能付きのコンタクトレンズとは、紫外線を吸収する効果がある紫外線吸収剤の成分が含まれているレンズのことを指します。ハードレンズ、ソフトレンズ、カラコンをはじめ、遠近両用や乱視用など、いろんなタイプのレンズに対応しているので、レンズ選びの際のポイントとして覚えておきましょう。

【まとめ】念には念を入れたUVカット対策を

サングラスとの併用が一番のおすすめ

UVカットの機能がついたサングラスやコンタクトレンズには、紫外線から目を守ってくれる一定の効果があります。
しかし、サングラスをかけているだけでも、UVカット機能付きコンタクトを装用しているだけでも、日焼けの原因となる紫外線を十分に防げているとはいえません。
なぜなら、サングラスだけでは隙間から紫外線が入り込んでしまいますし、UVカットのコンタクトレンズだけでは、黒目の部分しか覆えず、白目は紫外線を浴びてしまうからです。紫外線量の多い季節に、外へ出かける機会が多いコンタクトユーザーには、サングラスとUVカットの効果があるコンタクトレンズの併用をおすすめします。

コンタクトレンズ保存液は「水」で代用できるの?

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外出中、目の違和感や乾きを感じてコンタクトレンズを一時的に外したい時や、急にお泊まりの予定に変わってしまった時、コンタクトの保存液がなくて困った経験はありませんか?
また、しっかり準備を整えてきたはずの旅先で、保存液をうっかり忘れてしまったという場面があるかもしれません。
コンタクトユーザーの必需品である保存液がない時、「水」や「目薬」で代用しても大丈夫なのかは、気になるところですよね?
今回は、コンタクト保存液の成分や代用方法についてご紹介します!

1.コンタクト保存液は、ただの水じゃない

保存液の成分とは?

コンタクトレンズ専用の保存液は、1日使い捨てタイプのソフトレンズ以外を使用しているユーザーにとって、保管の際の必須アイテムです。
一見、普通の水のように見えますが、コンタクトの保存に適した成分がちゃんと含まれています。
主成分はもちろん「水」ですが、ハードレンズ用には極わずかの「非イオン界面活性剤」と殺菌効果のある「塩化ベンザルコニウム」が含まれていることが一般的です。
また、ソフトレンズ用の保存液には、膨潤状態を保つための「塩化ナトリウム」が0.9%含まれており、レンズの形状や装用感をキープしているのです。

2.「水道水を代わりに使っても大丈夫」は大間違い!

レンズと目の両方に悪影響

コンタクトの保存液を持ち合わせていない時、まず最初に思いつく代用品が「水道水」ではないでしょうか?でも、水道水を代わりに使うことは、とても危険です。気軽に手に入るからといって、たやすく使用するのはやめましょう。
水道水には、塩素が含まれているのみならず、微生物の「アカントアメーバ」が潜んでいることがあります。微生物が付いてしまったレンズをそのまま使うと、「感染性角膜炎」などの眼病を引き起こす原因になってしまいます。
レンズそのものに悪い影響を与えるだけでなく、「少しの時間だけなら大丈夫」ともう一度装用すると、目の病気にもつながりかねません。

ソフトレンズの場合

保存液が無いからといってソフトレンズを水道水に浸しておくと、レンズの含水率が変わってしまい、レンズの形状や見え方に異常が現われます。
もともと水分を含んでいるソフトレンズは、水道水を使用した際の影響も大きいと言われています。
2週間用・1ヵ月用のソフトレンズを使用しているコンタクトユーザーは、せっかくのレンズを無駄にしてしまうこともあるので、保存液以外の代用は絶対に避けましょう。

ハードレンズの場合

ハードレンズを水道水に浸けて保管するのも、ソフトレンズに比べて影響が出にくいと言われていますが、レンズにとって良いことは一つもありません。
水道水に含まれる塩素がレンズの表面に影響を与え、細菌の繁殖が進むだけでなく、レンズの寿命を縮めるきっかけになってしまいます。

3.「どうしても」の時にのみ使える、保存液の代用手段とは?

もちろんオススメはしません!

コンタクトレンズの保存液を水道水で代用することの危険性をご紹介しましたが、急なトラブル時に交換用のレンズを用意していなかったり、近くに保存液を買えるお店がなかったりなどのケースも考えられます。
外したレンズを一時保管する際、保存液の代用品がどうしても必要な時にだけ、わずかな時間だけなら試せる“裏技”が2種類あります。
念をおしますが、もちろんオススメはしません!

水と塩で「生理食塩水」をつくる

真水に食塩を0.9%加えた塩水は、人間の体液に近い『生理食塩水』と呼ばれ、病院の点滴などにも利用されています。
コンタクト専用の保存液の成分も、水に0.9%の塩化ナトリウムを加えたものであることから、『生理食塩水』を自作できれば、一時的に保存液の代用品として使うことができます。

用意するもの

  • ・真水500m(ミネラル分の少ない軟水が望ましい)
  • ・食塩4.5g(小さじ1杯に少し満たない量)
  • ・ペットボトル

まっさらなペットボトル入り天然水500mlを購入すると準備は簡単ですが、食塩を手に入れて、正確に4.5gの量を測ることは、なかなか難しいことでしょう。

目薬は目薬でも「人工涙液タイプ」を利用する

コンタクト保存液を代用するものとして、「目薬」を思いつく人も多いのではないでしょうか?
人の目に直接さす目薬なら大丈夫と思う気持ちも、分からないではありません。しかし、目薬を保存液の代わりに使う際にも細心の注意が必要です。
たとえコンタクト用の目薬であっても、成分に「防腐剤」が含まれている目薬は、レンズの変形や劣化につながってしまいます。
もし、代用品として目薬を使うのであれば、人の涙に近い「人工涙液タイプ」を選びましょう。ただし、代用できるのは短時間のみです。

【まとめ】保存液の代用は「しない」「考えない」が原則

コンタクトレンズはとても繊細

瞳に直接装用するコンタクトレンズは、小さく薄い見た目の通り、とても繊細です。
だからこそ、保存液や洗浄液などのコンタクト専用ケア用品を正しく使用し、大切に保管しなければなりません。
緊急時に限っての代用品として『生理食塩水』と『人工涙液目薬』をご紹介しましたが、これらにはコンタクトレンズを保存する上での十分な効能は期待できません。なぜなら、市販の専用保存液には、乾燥や細菌・カビの繁殖を防ぐに相応しい成分がしっかり含まれているからです。
いくら緊急事態であっても、保存液の代用は「しない」「考えない」が原則であるということをお忘れなく。

便利な使い切りタイプの保存液も発売中

コンタクトレンズの保存には、コンタクトレンズ専用の保存液以上に適したものはありません。
もし、外出中や旅先で保存液を持ち合わせていないことに気づいたなら、近くのコンビニやドラッグストアで保存液を購入することを最優先に考えてください。
最近は、便利な一時的な使い切りタイプの洗浄剤付き保存液も市販されています。ケア用品を正しく扱って、明日も清潔なコンタクトレンズを着けられるように行動しましょう。

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