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2020年7月 目とコンタクトの
大事な知識

近視・遠視・乱視の違い、正しく理解していますか?

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コンタクトレンズやメガネを使用している方は、眼科や病院で処方箋をもらい、自分の目にあったアイテムを購入されていると思います。
では、視力矯正の診断を受けた眼科や病院で、「近視」「遠視」「乱視」のうち、どの診断を受けたかまでを覚えていますか?
また、その3種類の見え方について理解をし、正しいメガネやコンタクトレンズを使用していますか?
今回は、そんな「近視」「遠視」「乱視」それぞれの見え方の違いについてご紹介します。

日本人の半数以上が「近視」に悩まされている?

「乱視」を併せもっている人がほとんど…

私たち日本人の半数以上が、「近視」だと言われています。
特に最近は、スマートフォンやテレビゲームなどを使用する機会が増え、長い間近くを見つめ続ける時間が増えていることも、「近視」の増加に影響を与えていると考えられています。
また、「乱視がまったくない人はほとんどいない」とされており、近視や遠視と併せて乱視も持っている人が多いと言われています。
コンタクトレンズやメガネの度数を決める時には、その乱視度合いも考慮したレンズを適切に選んでもらうことが大切です。

近視の特徴

近くはよく見えて、遠くが見えにくい

日本人に一番多い「近視」は、近くのものはよく見えて、遠くのものが見えにくい特徴があります。
角膜や水晶体の屈折力が強すぎるため、網膜よりも手前で焦点が結ばれてしまい、対象がぼやけてしまう状態のことをいいます。この場合には、凹レンズを用いて光の屈折力を弱め、網膜に焦点が合うように矯正します。

遠視の特徴

近くも遠くも焦点が合わせづらい

「遠視」は、近視と逆の「遠くが見えて近くが見えにくい状態」ではありません。
実は、近くも遠くも焦点を合わせづらく、どちらも見えにくい状態が「遠視」の特徴です。遠視の人は、常に目が緊張しているため、疲れやすい目とも言われます。
視力矯正のレンズは、凸レンズを用いて光の屈折力を強めて網膜の一点にピントが合うように調整します。

乱視の特徴

焦点が一点に集まらない状態

「乱視」は、屈折点によって角膜や水晶体の屈折力が異なるために、焦点が一点に集まらない状態です。
近視や遠視と併発していることが多く、メガネやコンタクトレンズで矯正できますが、近視用や遠視用のレンズよりも割高になることがほとんどです。
乱視の矯正には、円柱レンズを用います。メガネでは矯正できないほど乱視が強い場合や左右の見え方が異なる場合は、コンタクトレンズを使用します。
それでも矯正できなかったり、コンタクトの手入れや検査がめんどうだと感じる場合は、屈折矯正手術を行うこともあります。

近視・遠視・乱視のどれかを忘れてしまったら…

メガネの処方箋かコンタクトの容器のふたをチェック

自分が近視・遠視・乱視のどれなのかを忘れてしまっても、判断する方法はあります!
メガネを使用している人は「メガネの処方箋」を、コンタクトレンズを装用している人は新しいコンタクトの容器のふた部分を見てみましょう。
度数の1番左に「−」とあれば「近視」、「+」とあれば「遠視」です。

見え方は変化することもあります

近視・遠視・乱視の違いを知らなくても大丈夫と思う人は多いかもしれません。
しかし、目は一生ものです。念には念をいれて、一度、処方箋やコンタクトレンズのふたを確認してみるのもよいでしょう。
ただし、日常生活や仕事場の環境、加齢によっても目の見え方は変化してきます。
見え方がいつもと違うと感じたら、すぐに眼科で検査を受け、メガネやコンタクトレンズを改めるようにしましょう。

目からも感染する?!新型コロナウイルスから身を守る方法

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世界中に感染が拡大している「COVID-19」(以下:新型コロナウイルス)。
からだの粘膜に付着して感染することは知られているので、皆さんもマスクをして、鼻や口については神経を使っていますよね。
けれど、新型コロナウイルスは、目からも感染する可能性があることをご存知でしょうか?
公益財団法人日本眼科学会の発表によると、新型コロナウイルスは口や鼻などの上気道の粘膜からだけでなく、目の粘膜組織である「結膜」からも感染するようです。
今回は、新型コロナウイルスが眼から感染する仕組みとその対策をご紹介します。

1.新型コロナウイルスに感染する仕組み

飛沫感染

新型コロナウイルスに感染した人が、咳、くしゃみ、お喋りをしたときの唾液に混じってウイルスが飛散した場合、眼にもウイルスが入ります。
もし、ウイルスが目の粘膜(結膜)に付着してしまった場合は、感染する可能性があります。

接触感染

ウイルスが付いたテーブルや椅子、ドアノブなどを触った手で、目をこすったりしてしまった場合、目の粘膜(結膜)にウイルスが付着して感染する可能性があります。

2.目からのウイルス感染を防ぐ方法

こまめで丁寧な「手洗い」が基本的な対策

新型コロナウイルスに有効な基本的な対策は、石鹸による十分な手洗い、もしくはアルコール等による殺菌消毒です。
自分がウイルスに感染しないために、洗っていない手では目を触らないようにしましょう。また、他人にウイルスを感染させないためにも、自分の目をさわった後は、かならず手を洗うようにしましょう。
目・鼻・口に触れやすい手を清潔に保つことがなにより大切です。手洗いの際は、石鹸やハンドソープをしっかり泡立てて、指の先や爪の間まで丁寧に洗いましょう。

3.コンタクトレンズ装用時のウイルス対策

つけはずしの前にしっかり手洗いを

目は新型コロナウイルスに限らず、菌やウイルスが侵入しやすい部分です。
手にウイルスが付着した状態でコンタクトレンズのつけ外しをすると、目の結膜にウイルスが付着する可能性は高まります。
コンタクトレンズをつける時とはずす時には、手洗いの徹底を心がけてください。
目に触れる前後の十分な手洗いが感染予防にとても役立ちます。また、コンタクトレンズを使用する際には、コンタクトレンズの消毒や洗浄もしっかりと行いましょう。

4.メガネやゴーグルでコロナウイルスは防げる?

効果は期待できるものの過信は禁物

眼鏡やゴーグルを使えば、唾の飛沫が目に入ることをある程度抑えることができるので、新型コロナウイルスの感染の抑制にもつながります。
ただし、レンズのない側面や上下の隙間からウイルスが侵入する可能性はあります。
また、眼鏡やゴーグルに触れた手で目をこすってしまうと、かえって感染のリスクを高める可能性もあるのでご注意ください。

5.眼科を受診しても大丈夫?

目の不調を感じた場合は躊躇せず受診を

全国の眼科では、新型コロナウイルス感染症に限らず、ウイルス性結膜炎の感染に日頃から十分注意しています。
医師やスタッフがマスクの装着や手指消毒、診察室の換気などの安全対策をしているからこそ、外出自粛が叫ばれる中でも安心して通院しましょう。
むしろ、診察を受けるタイミングが遅れたり、いつも使う目薬が途切れて病状を悪化させることがないようにしましょう。

通院の際は基本的なウイルス対策を忘れずに

目の不調の症状が変わらない場合や、普段使用している薬が十分にある場合は、通院の間隔をのばせる場合もありますが、必ず病院に連絡して医師の指示に従ってください。
そして、通院の際は、事前の体温測定、マスク装着、手洗いなどの基本的な対策を忘れずに行いましょう。

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