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2020年3月 目とコンタクトの
大事な知識

コンタクトレンズをつけたまま、サウナはOK?

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銭湯や温泉に行ったら、サウナで汗を流してさっぱりしたい!とお考えの人なら思うはずです。「お湯に浸からないサウナなら、コンタクトレンズ着けたままでも大丈夫なんじゃないか…!?」と。
サウナには、5分、10分、15分と長く入る人がいることを想定して、テレビが用意されていることもあります。視界がぼやけていると足元が見えづらい上、せっかくのサウナタイムをゆっくり楽しめないなんてこともあるでしょう。
そんな時、「うるおいたっぷりのコンタクトレンズなら」と思うかもしれませんが、油断は大敵です。カラッからに乾いた、高温のサウナにコンタクトレンズを着けたまま入ることは、目にとって良いことはありません。
今回は、サウナという空間がコンタクトレンズに与える影響や知っておくべき注意点についてご紹介します!

1.コンタクトレンズの大敵、目のトラブルの原因は“乾き”

高温・乾燥の「ドライサウナ」は特に危険

水に濡れる恐れのあるお風呂やプールでは、コンタクトを外すことを徹底しているという人でも、サウナだけなら大丈夫とあなどっている人は意外と多いんです。
室温が80℃〜100℃と高く、湿度が20%前後になる「ドライサウナ」の場合、いくら“うるおいたっぷり”のコンタクトレンズと言えども、レンズは急速に乾いていきます。

ソフトレンズは影響を受けやすい

レンズが乾いてしまうと、レンズが外れやすくなることもあれば、眼球にへばりついて剥がれなくなる可能性が高くなります。
また、高温に長時間さらされるとレンズが変形して、大事な目を傷つけてしまうかも。
目のトラブルを避けるためにも、“外して入る”が基本です。特にソフトレンズは、高温と乾燥の影響を受けやすいので要注意です。

2.ミストサウナや岩盤浴も油断大敵

浴室を出たらすぐに取り替えること

室温が40℃〜50℃、湿度がほぼ100%になる「ミストサウナ」や「岩盤浴」の場合は、高温で極度に乾燥するドライサウナと比べて、コンタクトレンズに与える影響は少なくなります。
ただし、ミストサウナや岩盤浴であっても油断は禁物です。長時間入っていると、レンズに変質・変形が見られる可能性があるので、浴室を出たらすぐに新しいコンタクトに取り替えましょう。

3.サウナに「メガネ」も絶対NG

メガネのレンズは高温にめっぽう弱い

サウナとコンタクトレンズの相性は、レンズの乾きや変形、目の健康に悪影響を与える観点から、決してよくはありません。
ならば、「メガネを着けて入ろう」と考えがちですが、こちらも絶対にNGです。
室温が高く乾燥しきったドライサウナにメガネを着けて入ると、レンズが変形したり、ヒビが入ったりします。一度変形・変質してしまったレンズは戻すことができないので、無理な使用は控えましょう。

熱くなったフレームで“ヤケド”してしまう恐れあり

メガネの場合、目に直接的な影響を与えることはないとは言え、長時間にわたって高温にさらされることで、フレームなど全体が熱くなってしまいます。
そこで気をつけなければいけないのが、ヤケドです。熱くなったフレームが顔に触れたり、手で触ったりした時に、うっかりヤケドしてしまう恐れがあることをお忘れなく。

【まとめ】サウナやお風呂は“裸眼”が基本

“どうしても”の時は入浴専用メガネを

銭湯や温泉でサウナに入る時間を楽しみたいとお考えのコンタクトユーザーには少々酷な話ですが、お風呂やサウナに入る時は“裸眼”に越したことはありません。
せっかくのリラックスタイムを十分に楽しむことができないかもしれませんが、大切な目の健康を守るため、コンタクトレンズやメガネの質を保つためにも、コンタクトやメガネを着けたままの入浴は避けるようにしましょう。
どうしても、視界を保ちながら入浴したいという方には、入浴時専用のメガネが発売されています。高温多湿に強い仕様になっているので、安心して入浴やサウナを楽しむことができます。

「目」と「眼」と「瞳」の使い分け方、意味の違いを知っていますか?

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モノやコトを“見る器官”として、私たち人間や動物の顔にある「め」。
この「め」を漢字で書くとき、「目」か「眼」か「瞳」の3つで悩むこともあるのではないでしょうか?
どれも同じ「め」のことではありますが、実はそれぞれ意味合いが違う「め」なんです。
今回は、「目」と「眼」と「瞳」の正しい使い分け方や微妙な意味の違いについてご紹介します。

1.「目」の意味する範囲はとっても広い

まぶた・目頭・目じりもひっくるめて「目」

「め」を漢字で書くとしたら、真っ先に思い浮かぶのが「目」(め・ま・モク・ボク)ですよね。
この目は、顔のパーツとしての「目」を表し、眼球だけでなく、周りのまぶた、目頭、目じりのぜんぶを含みます。
目撃・注目・目測・目線・目利きなど、“見るという行為”や“見えたモノの様子”を表現する熟語に「目」が使われるのは、「目」が目の全体を表す漢字だからなんです。

生きものの視覚器官以外にも使われる「目」

顔の中心にあり、印象を決める役割もある「目」は、生きものがモノを見るための視覚器官を表す以外に、“丸い形”や“大事な部分”、ものごとを“区別する境”を表す使い方もメジャーです。

■ 丸い形を表す使い方   → 台風の目、魚の目、サイコロの目など
■ 大事な部分を表す使い方 → 目標、目印など
■ 区別する境を表す使い方 → 節目、項目、潮目、一番目など

「目」が比喩的に使われる日本語も

ひどい目にあった、痛い目にあった、目が飛びでるなどは、「目」を使った比喩的表現で、普段の会話でもよく使われます。
このように「目」は、顔のパーツを表す範囲も、言葉の意味的な範囲も、使われ方の範囲も広いのが特徴です。

2.「眼」は専門性の高い使われ方が一般的

本来の範囲は「眼球」の部分だけ

モノを見る器官としては、「目」と同じ意味をもつ「眼」(め・まなこ・ガン・ゲン)ですが、まぶたや目頭などを含む「目」と違い、こちらは「眼球」だけを指す漢字です。
だから、日常会話に登場することは少なく、医学・生理学・生物学などの専門分野における用語として使われることが一般的です。
眼科・眼圧・眼底・眼光・点眼・眼鏡・双眼鏡・などの熟語は、「眼」を使った言葉の代表格。
メガネを「目鏡」と書かず、「眼鏡」と書くのは、眼球の視覚機能を矯正するためのアイテムだからです。

ものごとを見抜く、見極める力の意味も

「眼」を使った熟語には、観察眼・心眼・方眼・千里眼などもあります。
ここでの「眼」は、ものごとの本質を見抜く力、見極める力など、人間の洞察力を意味しています。
また、訓読みの「まなこ」は、「目の子」という意味を持っていて、もともとは“黒目”を表していましたが、最近では「目」と同じ意味で使われることがほとんどです。
「寝ぼけまなこ」や「どんぐりまなこ」は、眼球の様子というよりも、目の形や目つきなどを表していますから、目の全体的な状態を言っていますよね。

3.「瞳」は本来、黒目の部分だけなんだけど…

曲の歌詞や小説で目にする「瞳」は黒目なの?

曲の歌詞や小説などでよく目にする「瞳」(ひとみ・ドウ)は本来、眼球の真ん中にある瞳孔(黒目)のみを指します。
言葉の意味としては、「目」や「眼」よりもさらに範囲のせまい「瞳」ですが、黒目の部分だけの意味で使われることはほとんどありません。

情感やロマンティックさをプラスする「目」の比喩表現

「まっすぐな瞳で見つめる」「瞳をとじて考える」「君の瞳はとてもキレイ」など、普段目にしたり耳にする「瞳」は、目の全体的な印象や目線などを言い表す際に使われます。
「目」を「瞳」と言い換えることで、情感がこもっているように思えたり、ロマンティックさをプラスすることができるとあって、「目」の比喩としての「瞳」が一般的になっているんです。

【まとめ】“め”の漢字が表す範囲は、瞳<眼<目

“め”を表す3つの漢字「目」「眼」「瞳」には、それぞれ意味する範囲に違いがあります。
「目」は、まぶた・目頭・目じりも含めた目の周り全体のこと
「眼」は、目の中の「眼球」のこと
「瞳」は、眼球の中の「瞳孔(黒目)」のこと

このように、漢字の意味にははっきりとした違いがあるのですが、それぞれの漢字を使った熟語や比喩的な表現に“目をやる”と、「眼」や「瞳」が本来の意味や範囲を超えて、「目」として扱われることもよくあります。
意味が混同してしまいがちになりそうですが、本来の漢字の意味を理解した上で使い分けができる人ほど、“お目が高い”のではないでしょうか。

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