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2019年12月 目とコンタクトの
大事な知識

頭痛や肩こりは、コンタクトレンズの“見えすぎ”が原因かも!?

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パソコンを使ったデスクワークやスマートフォンの操作が長時間続いた時、眼精疲労が原因の「頭痛」や「肩こり」の症状に悩まされているコンタクトユーザーは多いのではないでしょうか?
コンタクトレンズを装用している際に起こるからだの不調は、“レンズの見えすぎ”が原因かもしれません。普段、手元などの近い距離を見ることが多い近視のコンタクトユーザーの場合、遠くがよく見えすぎる度数のレンズは、常に目に負担をかけてしまいます。
今回は、頭痛や肩こりなどの不調を軽減・改善するための、レンズの選び方や日頃の注意点をご紹介します!

1.コンタクトの“見えすぎ”は自律神経のバランスに影響

目の負担が脳の負担にもなってしまう

視力矯正を目的にしたコンタクトレンズを装用するなら、できるだけ遠くまで、できるだけ鮮明に見える方が良さそうなものです。
しかし、“見えすぎるレンズ”を長時間装用すると、目の疲労の蓄積スピードはあがり、次第に脳にも負担をかけてしまいます。
脳への負担は、頭がズキズキと痛む頭痛の原因となり、作業効率も落ちてしまいます。

過度な度数のレンズは、よく見える分、目への負担も大きい

近視用のコンタクトレンズは、基本的に、遠くがよく見えるように度数を設定します。遠くにピントを合わせる際は、目の筋肉(毛様体筋)はリラックスした状態ですが、近くを見る時はピント調節のために筋肉が張りつめた状態になります。
過度な度数のレンズは、遠くも近くもくっきりと見える分、手元や目の前のディスプレイを見る際、副交感神経がより活発に働くため、自律神経のバランスに影響を与えてしまうのです。

2.ドライアイも頭痛や肩こりの原因に

目の乾燥は、酸素不足と血行不良につながる

コンタクトユーザーを悩ます頭痛や肩こりの原因は、見えすぎるレンズだけではありません。涙の量が不足することで起こる「ドライアイ」も、からだの不調の要因となります。
コンタクトレンズの装用時は、裸眼の時と比べて、涙の分泌量が少なくなり、目は乾きやすくなります。さらに、パソコンやスマホを操作していると、まばたきの数が減ってしまい、知らぬ間に涙の蒸発量も多くなってしまいます。
ドライアイは、目の細胞に十分な酸素が運ばれない状態であることから、目の疲れが溜まりやすく、頭痛や肩こりを誘発する血行不良につながってしまいます。

3.コンタクトユーザーの頭痛・肩こり対策

コンタクトレンズの度数を弱めに調整

見えすぎるレンズの度数が頭痛や肩こりの原因になっている場合、過度な度数を調整する必要があります。
遠くも近くもハッキリと見えるコンタクトレンズを望む気持ちは分かりますが、パソコンを使ったデスクワークの頻度や操作時間が多い人は、眼科に相談し、通常よりも1〜2度弱い度数のレンズを処方してもらいましょう。

かけ替え用のメガネを上手に併用

朝一番にコンタクトレンズを装用してから長時間が経過してしまうと、どうしても目の乾燥や疲れを感じてしまうものです。
ドライアイの症状や疲れを感じたら、できるだけ早く目を休ませてあげることが大切。とは言え、仕事の手をとめる訳にはいかないという場面もあるでしょう。
そんな時のために、レンズを一旦取り外して保管しておく準備と、かけ替え用のメガネを用意しておくことをオススメします。
目の健康を考えるなら、装用をずっと続けるよりも、メガネに切り替えることが懸命です。

人工涙液タイプの目薬を常備

頭痛や肩こりの原因となるドライアイ対策として、コンタクトレンズ専用の目薬は欠かせません。
目が乾燥していると感じてから目薬を点す対策はもちろん、お昼の休憩時間や仕事の合間に目薬を点す予防策も重要です。
使う目薬は、人の涙の成分に近い「人工涙液タイプ」がベストです。瞳からうるおいが失われないよう心がけましょう。

【まとめ】生活環境や使用目的に合ったコンタクトを選ぼう

コンタクトレンズが原因の頭痛や肩こりを、軽減・改善したいと思うのなら、それぞれの生活環境や使用目的に合ったコンタクトレンズのタイプと度数を選ぶことが大切です。
パソコンとにらめっこするデスクワークが多い人、自動車を運転する機会が多い人、趣味のスポーツの時にのみ使用する人など、同じ「視力矯正」が目的でも、求められる度数には多少の違いがあります。
頭痛や肩こりの症状に悩まないためには、目の疲れをできるだけためないことが最重要です。
コンタクトレンズの度数に違和感を感じたり、目の疲れを感じやすくなった際には、眼科で再度検査を行い、自分の視力、生活環境、使用目的に合ったレンズを処方してもらいましょう。

コンタクトレンズを着けたままの「仮眠」やうっかり「居眠り」は大丈夫?

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平日、仕事や授業に疲れたり。休日、遊び疲れたり。電車の移動中や車の助手席でウトウトしたり…。人間誰でも、日中に眠たくなってしまうこともあります。
夜寝る時にコンタクトレンズを外す習慣が染みついているコンタクトユーザーでも、日中の眠気に負けてしまい、レンズを着けたまま仮眠をしたり、うっかり居眠りをしてしまった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
「少しの時間だけなら大丈夫」と思っているユーザーが多いかもしれませんが、コンタクトを着けたまま眠ってしまった時のリスクを、今一度確認しておく必要があるかもしれません。

1.目を閉じて眠っている時のレンズの状態は?

涙が減って角膜は酸素不足に

眠っている時、人の目に潤いを与え、清浄な状態を保ってくれる涙の量は、極端に減っています。
誰でも睡眠中は、目の中が乾燥してしまうだけでなく、角膜に運ばれる酸素の量も涙の減少と共に少なくなります。

コンタクトが酸素不足に拍車をかける

眠りについてしまい、涙の量が減ってしまった目の中にコンタクトレンズが入ったままだと、レンズそのものが乾燥してしまうのは想像できるでしょう。
また、角膜に届く酸素量も、レンズが障害物となってさらに減ってしまいます。角膜の酸素不足は目のトラブルの原因になってしまうこともあるので要注意です。

2.コンタクトを着けたまま眠ってしまった時の対処法

レンズを無理に外そうとするのは御法度

居眠りからハッと目覚めた時、コンタクトを外そうと思っても、張り付き感があってうまくいかない。そんな状態に陥った時は、レンズを無理に外そうとしないことが肝心です。
まずは、乾燥状態を和らげることが先決で、意識的にまばたきの数を増やしたり、コンタクト専用の目薬を使ってレンズに潤いを足してあげましょう。

水の中でのまばたきでレンズの外しやすさUP

まばたきを繰り返しても、目薬をさしても、レンズの乾燥感や張り付き感が拭えない時は、洗面器などに張った水の中に顔を付ける方法を試してみましょう。
水の中でまばたきをし、瞳全体に十分な水分を与えてあげれば、レンズの外しやすさは大幅にUPします。
それでもダメなら、焦らず、迷わず、眼科にかけつけて適切な処置をしてもらいましょう。

【まとめ】ドライアイ予防のために、コンタクトは“外して眠る”が鉄則

コンタクトレンズを着けたまま眠ってしまうと、起きていても違和感を感じる「ドライアイ」の症状を加速させてしまいます。また、乾燥によって角膜を傷つける可能性も高まるので、コンタクトレンズは“外して眠る”が鉄則です。
ほんの数分の「居眠り」や「うたた寝」なら、目やレンズに大きな影響が出ることはありません。ですが、30分、1時間、2時間と眠りから覚めないことだってあります。
もし、意図的に「仮眠」や「昼寝」をする際には、少々面倒でもコンタクトレンズを一度外してから眠りにつきましょう。
からだを休める時は、ちゃんと目も休めてあげることが大切です。

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