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暑い夏はコンタクトレンズの管理も要注意!

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日本の夏と言えば、高温多湿。日中の最高気温が30℃を超える日も多く、場所によっては35℃を超える猛暑日を記録することも増えてきました。
真夏になると、いたるところで熱中症対策や食中毒対策が話題になりますが、コンタクトレンズの暑さ対策はできていますか?
今回は、コンタクトユーザーが夏の季節に気をつけるべきレンズの管理方法や日頃のケアについてご紹介します!

1.コンタクトレンズの素材は熱に弱い?それとも強い?

直射日光を浴びることは考えにくいけれど…

直射日光や高温状態に弱いとされるメガネを、真夏の車内や窓際に長時間放置してしまうと、レンズ表面のコーティングにひびが入るなどの異常が表れます。
では、コンタクトレンズの素材はどうでしょうか?
そもそも未使用のコンタクトレンズは、しっかりパッケージングされているため、レンズそのものが直射日光を浴びることはほとんど考えられません。メガネやサングラスとは違い、「車のダッシュボードの上に置き忘れてしまった」などのうっかりも起こりにくいでしょう。
また、コンタクトレンズの製造過程において、ハードレンズは約60℃、ソフトレンズは約120℃での処理がほどこされます。もともと高温に強い素材で作られているのです。

長時間の高温状態には注意が必要

メガネのレンズと比べて熱に強いコンタクトレンズの素材ですが、高温状態があまりにも長時間続くことは好ましくありません。
なぜなら、レンズ保護のための「保存液」に変質が起こる可能性があるからです。
たとえ未開封であっても、保存液の変質がレンズの形状や機能に悪影響を与える場合もあります。
パッケージの注意書きにある通り、直射日光や凍結を避け、“室温”で保管できることが品質保持のために大切です。

2.真夏は目の感染症リスクもUP

菌やウイルスの繁殖力がケタ違い

菌やウイルスの増殖が活発になる夏の時期、2ウィークタイプのソフトレンズやハードレンズを使用しているコンタクトユーザーは、レンズケースの管理に注意しましょう。
コンタクトレンズを保管する専用ケースは、小さく、円形で、隅々まで洗浄したつもりでも、眼病の原因になる菌やウイルスが残っている場合もあります。
角膜感染症を引き起こす緑膿菌やセラチア菌を、さまざまな気温下で1日培養したところ、4℃ではほとんど繁殖しなかったものが、25℃で100〜500倍、35℃で4,000〜40,000倍にも増えたとの実験結果もあります。

3.コンタクトレンズケースを清潔に保つために

いつもより入念にお手入れ

目の病気につながる菌やウイルスの増殖をできるだけ減らすためには、レンズケースをいつもより入念にお手入れすることが大切です。
洗浄力が高く、消毒効果もある洗浄液やケア用品を使用し、しっかり時間をかけて「こすり洗い」をしましょう。

保存液は必ず交換すること

菌やウイルスが繁殖する原因は、水分です。レンズケースを洗浄したあとは、完全に乾燥させ、原因菌を残さないことがまず重要です。
また、レンズケース内の保存液の温度が高くなればなるほど、菌の繁殖力は高まります。古い保存液を入れたまま放置したりせず、高温状態が続いた時にはこまめに入れ替えるなど、清潔な状態を保つよう心がけましょう。

【まとめ】夏限定の「ワンデータイプ」も有効な対策

高温多湿の夏の時期は、コンタクトレンズの管理にも十分な対策が必要です。
特に、レンズケースを使用しているコンタクトユーザーは、感染症予防のためにケース内を常に清潔に保つことが大切です。
とは言え、ケースを常に涼しい場所で保管したり、保存液をこまめに入れ替える作業が難しい場合も多いでしょう。
そんな方には、ワンデータイプの使い捨てソフトレンズを夏限定で使用することをおすすめします。できるだけ清潔なレンズを毎日使うことが、なによりの感染症予防です。
十分な対策とケアを行ない、暑い夏を乗り切りましょう!

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