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大事な知識

瞳にやさしいコンタクトレンズの見分け方

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初めてコンタクトレンズを選ぶ人だけでなく、着け慣れたコンタクトレンズを長年使用している人も、「なんとなく」でレンズを選んでいませんか?
視力を正しく矯正し、快適な生活を送るための必需品であるコンタクトレンズは、メーカーも種類も様々。より自分に合った、装用感の良いレンズを選ぶために、レンズの機能・性能を見極めるポイントをご紹介します。
コンタクトレンズの特徴を表す用語とその意味を理解し、着けごこちと安心の両方を得る参考にしてください。

1.コンタクトレンズの比較に役立つ用語

眼科医やコンタクトレンズ販売店で目にする比較表や、コンタクトのパッケージ(容器ラベル)に記載された用語やアルファベットの意味を正しく理解することが最初のステップです。

含水率

水分を含むソフトコンタクトレンズの製品比較時に要チェック。レンズに含まれる水分の割合を%で示しています。

酸素透過係数(Dk値)

ソフト・ハードを問わず、コンタクトレンズの素材がどれだけの酸素を通すかを表す数値。

酸素透過率

酸素透過係数をレンズの厚みで割った数値。値が高いほど酸素を通しやすく、低いと酸素を通しにくくなります。

中心圧(L)

レンズ中心部の厚み。数値が低いほどレンズは薄く、酸素透過率は上がります。

BC

ベースカーブの略。レンズの曲がり具合を示し、値が高くなるほどカーブは緩くなります。

P(POWER)

レンズ度数の値。近視はマイナス(ー)、遠視はプラス(+)で表示しています。

DIA

レンズのサイズ。直径の長さをミリメートル単位で表記しています。

2.目はいつも呼吸している!?十分な酸素が必要な理由

黒目を覆う「角膜」には血管がなく、空気中の酸素を直接取り込むことで代謝エネルギーを蓄えます。瞳に直接装用するコンタクトレンズを着けると、黒目部分にフタをしてしまうため、角膜は徐々に酸素不足になってしまうのです。
酸素不足が長引くと、角膜の抵抗力の低下によって様々な眼病につながることも。十分な酸素を瞳に与えるために、できるだけ酸素透過率の高いコンタクトレンズを選ぶことが大切です。

3.ソフトコンタクトは酸素透過率と「含水率」にも着目

レンズの素材に水分を含むソフトレンズは、酸素透過率にも深く関連する「含水率」にも着目しましょう。含水率の高いソフトレンズほど、酸素透過率の高さ、耐久性の良さ、装用時の潤いが得られます。
これだけのメリットがあれば水分量の多いレンズを選びたくなりますが、「乾きを実感しやすい」というデメリットがあることを覚えておいてください。水分を多く含む分、装用してすぐの着けごこちは良くなります。ただし、時間の経過とともに水分が蒸発すると、最初の水分量とのギャップによって、より乾きを感じてしまうのです。

4.新素材「シリコーンハイドロゲル」のいいところ

コンタクト初心者にも装用しやすく、使用シーンの融通も効きやすいソフトレンズに比べて、素材そのものが酸素を通すハードレンズのほうが酸素を通しやすいことが知られています。
そんな中、近年登場した新素材「シリコーンハイドロゲル」を使用したレンズの酸素透過性の高さに注目が集まっています。ソフトレンズと同じ柔らかみのある、水分を含む素材ながら、ハードレンズにひけを取らない酸素透過率が実現したのです。少ない水分量でも多くの酸素を供給できることは、コンタクトユーザーにとって最も嬉しい性能です。

【まとめ】瞳のために酸素透過率の高いコンタクトレンズを

これからコンタクトレンズを使い始めようと考えている人はもちろん、製品の種類の多さから比較することをためらってきたユーザー、ずっと同じ商品にこだわってきたユーザーも、レンズ選びの際には「酸素透過率」に一度注目してみてはいかがでしょう?
瞳の健康のためには、できるだけ多くの酸素を角膜に送り届けてあげることが大切です。「なんとなく」選ぶから、「ちゃんと」選ぶへ。
自分の生活リズムや環境に適した、負担が少なく快適な、より良いコンタクトレンズとの出会いを求めて、お近くの眼科医に相談することをおすすめします。

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