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大事な知識

昔からの言い伝え「緑を見ると目にいい」は本当!? それとも迷信!?

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皆さんは、「緑を見ると目にいい」「遠くの山を見ると目が良くなる」などの言葉を聞いたことはありませんか?
昔から言い伝えられている「緑色」と「目」の関係は、果たして本当なのでしょうか。それとも、単なる迷信なのでしょうか。
今回は、コンタクトレンズユーザーはもちろん、ドライアイや疲れ目に悩むすべての人に、緑色がもたらす目への影響力を紹介します!

1.緑色にはどんな心理的効果があるの?

安心感やリラックス効果を与える緑のちから

雄大な山々など大自然を連想させる「緑色」には、色彩心理学上、見る人に安心感やリラックス効果を与えることが立証されています。
普段の視力が回復するまでの数値的な根拠はありませんが、気持ちを落ち着かせる安心感やリラックス効果のある緑色のちからによって、目の緊張や疲れを癒やしてくれることは間違いありません。

2.一番見えやすいから、一番目にもいい

可視光線の波長のちょうど中間色

緑色が目に優しい理由は、人間の目が認識する色の中で、一番見えやすい色だからです。
人が見ることのできる光の波長は、赤外線と紫外線の間にはさまれた「可視光線」と呼ばれる範囲です。
可視光線とは何かを知る上で思い出してみて欲しいのは、雨上がりの空にアーチを描く虹です。
最も波長が長い「赤」からはじまり、最も波長が短い「紫」で終わる可視光線の中で、真ん中あたりにあるのが「緑色」。この中波長にあたる色であることが、“目に余計な負担をかけない=目にいい”理由なんです。

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レンズのピント調節機能に負担をかけない緑色

赤→橙→黄→緑→青→紫と移り変わる光の波長の長短が、目の見え方にどのような影響を与えるのかについて説明します。
人の目のレンズ(水晶体)のピント調節機能は、距離の近い遠いだけでなく、見る対象物の色によっても変化します。最も波長が長い「赤」を見る時はレンズが分厚くなり、最も波長が短い「紫」を見る時はレンズが薄くなるのです。
このようなレンズの厚みの変化は、ピントを調節する毛様体筋にも負担をかけ、目は疲れやすくなります。
しかし、可視光線の中間にあたる緑は、目のレンズや筋肉を動かすことなく自然な状態で見ることができます。だから、目にとっても優しいんです。

3.「遠くの山の緑を見る」は尚さら目にいい

自宅やオフィスでも緑を眺める一工夫を

近くのパソコンやスマートフォンを見ている時に比べて、遠くの景色を見ている時のほうが、ピントを調節する毛様体筋はリラックスしています。
ですから、緑あざやかな遠くの山々を眺めている時は、目がもっとも休まる瞬間です。
都会に暮らしていると、なかなか遠くの山を見る機会はないと思いますが、自宅やオフィスの部屋の片隅に緑の観葉植物などを置き、一息つきたい時に目を向けてみる。これだけでも、目の疲れを癒す効果はUPすることでしょう。

【まとめ】意識的に緑に目を向けて、気分リフレッシュ!

自然の中にある緑はもちろん、日常の中にあふれる「緑色」には、人の心を安定させる心理効果があります。
数分眺め続けたからと言って、たちまち視力が良くなることはありませんが、視力低下につながる目の疲れやストレスを軽減するのに効果的な色みです。
意識的に緑に目を向ければ、気分をリフレッシュすることができ、大切な目を労ることもできます。
「緑を見ると目にいい」との言い伝えは、ものを見る目の機能や色彩心理学の観点にも裏付けられた、確かな情報だったのです。

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