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2019年9月 目とコンタクトの
大事な知識

昔からの言い伝え「緑を見ると目にいい」は本当!? それとも迷信!?

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皆さんは、「緑を見ると目にいい」「遠くの山を見ると目が良くなる」などの言葉を聞いたことはありませんか?
昔から言い伝えられている「緑色」と「目」の関係は、果たして本当なのでしょうか。それとも、単なる迷信なのでしょうか。
今回は、コンタクトレンズユーザーはもちろん、ドライアイや疲れ目に悩むすべての人に、緑色がもたらす目への影響力を紹介します!

1.緑色にはどんな心理的効果があるの?

安心感やリラックス効果を与える緑のちから

雄大な山々など大自然を連想させる「緑色」には、色彩心理学上、見る人に安心感やリラックス効果を与えることが立証されています。
普段の視力が回復するまでの数値的な根拠はありませんが、気持ちを落ち着かせる安心感やリラックス効果のある緑色のちからによって、目の緊張や疲れを癒やしてくれることは間違いありません。

2.一番見えやすいから、一番目にもいい

可視光線の波長のちょうど中間色

緑色が目に優しい理由は、人間の目が認識する色の中で、一番見えやすい色だからです。
人が見ることのできる光の波長は、赤外線と紫外線の間にはさまれた「可視光線」と呼ばれる範囲です。
可視光線とは何かを知る上で思い出してみて欲しいのは、雨上がりの空にアーチを描く虹です。
最も波長が長い「赤」からはじまり、最も波長が短い「紫」で終わる可視光線の中で、真ん中あたりにあるのが「緑色」。この中波長にあたる色であることが、“目に余計な負担をかけない=目にいい”理由なんです。

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レンズのピント調節機能に負担をかけない緑色

赤→橙→黄→緑→青→紫と移り変わる光の波長の長短が、目の見え方にどのような影響を与えるのかについて説明します。
人の目のレンズ(水晶体)のピント調節機能は、距離の近い遠いだけでなく、見る対象物の色によっても変化します。最も波長が長い「赤」を見る時はレンズが分厚くなり、最も波長が短い「紫」を見る時はレンズが薄くなるのです。
このようなレンズの厚みの変化は、ピントを調節する毛様体筋にも負担をかけ、目は疲れやすくなります。
しかし、可視光線の中間にあたる緑は、目のレンズや筋肉を動かすことなく自然な状態で見ることができます。だから、目にとっても優しいんです。

3.「遠くの山の緑を見る」は尚さら目にいい

自宅やオフィスでも緑を眺める一工夫を

近くのパソコンやスマートフォンを見ている時に比べて、遠くの景色を見ている時のほうが、ピントを調節する毛様体筋はリラックスしています。
ですから、緑あざやかな遠くの山々を眺めている時は、目がもっとも休まる瞬間です。
都会に暮らしていると、なかなか遠くの山を見る機会はないと思いますが、自宅やオフィスの部屋の片隅に緑の観葉植物などを置き、一息つきたい時に目を向けてみる。これだけでも、目の疲れを癒す効果はUPすることでしょう。

【まとめ】意識的に緑に目を向けて、気分リフレッシュ!

自然の中にある緑はもちろん、日常の中にあふれる「緑色」には、人の心を安定させる心理効果があります。
数分眺め続けたからと言って、たちまち視力が良くなることはありませんが、視力低下につながる目の疲れやストレスを軽減するのに効果的な色みです。
意識的に緑に目を向ければ、気分をリフレッシュすることができ、大切な目を労ることもできます。
「緑を見ると目にいい」との言い伝えは、ものを見る目の機能や色彩心理学の観点にも裏付けられた、確かな情報だったのです。

目だって凝っている!「疲れ目」に効くツボ押しと温め効果で“簡単5分ケア”

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仕事中はパソコンを長時間使い、休憩中や移動中はスマートフォンを使っているという人がとても多い時代です。
パソコンやスマホと向き合っている間、目はブルーライトの影響をじわじわと受け、まばたきの回数が減り、気づけば“ドライアイ”になってしまっていることもしばしば。
特に、コンタクトレンズを使っている人の瞳は乾きやすく、目のかすみや痛みなどを感じるシーンが多いのではないでしょうか?
そんな目の違和感は、あなたの目が疲れている証拠。まぶたや目の周りの筋肉も、肩や腰と同じように酷使すれば凝ってしまいます。
今回は、ほんの少しの休憩時間や一日の終わりにたった5分でできる、疲れ目の症状に効果的なケアの方法をご紹介します!

1.目の疲れを感じるメカニズム

“凝視”が招く、目の周りの筋肉の“凝り”

パソコンの作業時やスマホの操作時に、目が疲れやすくなるのは、一定の距離をずっと“凝視”しているからです。
目のピントを調節する「毛様体筋」は、近い距離を見る際、レンズ(水晶体)を分厚くするために収縮します。毛様体筋の緊張状態が長く続けば、当然、筋肉は疲れてしまいます。
目の前の画面を見続けていると、“凝視”の文字通り、目の周りの筋肉は凝り固まってしまうんです。

目のコリをほぐせば、ピント調節機能も回復

目の疲れを軽減するには、パソコンやスマホの画面との距離をできるだけ広くとることが大切です。どれくらいの距離感が目安になるかと言うと、厚生労働省は「最低でも40cm以上」を推奨しています。
また、こまめな休憩をとって、遠くを見るなど、毛様体筋をリラックスさせることも効果的。毛様体筋を少しでも休ませてあげると、ピント調節機能が回復し、疲労の蓄積を軽減することができます。
とは言え、一日中酷使した目の疲れは、そんなに簡単にはとれません。
目のかすみ、重み、痛みを取り、乾燥状態をやわらげるには、眼精疲労に効果的なツボ押しやタオルを使っての温めがオススメです。

2.目の疲れに効く「ツボ」をやさしく指圧

目の疲れに効くとされるツボが、目の周りにはいくつもあります。
その中でも代表的なツボが、「攅竹」「太陽」「晴明」「承泣」の4つです。
それぞれの場所を、やさしく指圧してあげることで、目の神経や筋肉をほぐすことができます。
ランチタイムやコーヒータイムなど、ツボ押しは少しの休憩時間があればどこでもできます。また、自宅に帰ってからリビングでくつろいでいる時間や就寝前のほんの数分を、マッサージタイムにあててみてはいかがでしょう?

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攅竹/さんちく

眉頭と上まぶたの間にある少しへこんだ部分が「攅竹」です。
親指でゆっくり外側に押しましょう。

太陽/たいよう

こめかみの少し下にあるくぼんだ部分が「太陽」です。
親指か人差し指でゆっくり押しながら回しましょう。

晴明/せいめい

目頭と鼻の付け根の間にあるくぼみが「晴明」です。
目が疲れた時、自然と指を当ててしまう人が多い場所です。
親指と人差し指を使って、じんわり力を加えながら押しましょう。

承泣/しょうきゅう

両目の中心の真下にあるのが「承泣」です。
骨のくぼみに沿って軽く押さえましょう。

3.目もとをじんわり温めて、血流改善

あったかいタオルを上手に活用

目の疲れの改善には、目もとをじんわり温めてあげることも効果的です。
凝りの原因は、筋肉が収縮することによる血流の悪化です。
お湯を絞ったり、電子レンジで温めた蒸しタオルを使って、両目のまぶたや目頭を温めることで、血流が良くなり、疲れが和らいでいきます。
用意するタオルの温度は、お風呂の湯温に近い約40℃が目安。目もとに乗せている時間は、5分前後をおすすめします。

【まとめ】目の疲れの“ためすぎ”には要注意

パソコンやスマートフォンを日常的に長く使用する人なら、程度の違いはあれど、目の疲れや凝りを感じていると思います。
目の健康を保つためにも、仕事の合間や一日の終わりに、疲れ目に効果のあるツボ押しやホットタオルを使って温める習慣をとり入れてみましょう。
とは言え、眼精疲労は癖になってしまうものでもあります。疲れや違和感を感じた時の対処は“その場しのぎ”。何より大切なのは、規則正しい生活を送ることです。
休憩、食事、十分な睡眠をとることが、目の疲れや精神的ストレスを“ためすぎない”一番の方法です。

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