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2019年6月 目とコンタクトの
大事な知識

ワンランク上の着け心地を実感できる、話題の「生レンズ」

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コンタクトレンズの素材は、技術の進歩とともに、どんどん進化しています。
ハードレンズ、ソフトレンズの2択だった時代は一昔前。“次世代コンタクト”とも呼ばれるシリコーンハイドロゲル素材のレンズが登場したことで、コンタクトユーザーの選択肢も広がりました。
そして今度は、そのシリコーンハイドロゲルがまた一歩進化。今までにない快適な装用感を実現する「生レンズ」が開発されたのです。
“何も着けていないような生感覚”とは、一体どんな着け心地なんでしょうか?
今回は、テレビCMでも話題の生レンズ『デイリーズトータルワン』の特徴や魅力を紹介します!

1.生レンズに“感動”するコンタクトユーザーが続出

「生感覚」とは、何も着けていない感覚

アルコン製の『デイリーズトータルワン』を試したコンタクトユーザーのほとんどが実感する「生感覚」とは、裸眼のままかと錯覚してしまうような“何も着けていない感覚”です。
従来のハードレンズやソフトレンズも、瞳にやさしい仕様に改良が重ねられてきましたが、生レンズの着け心地の快適さは、これまでの常識をひっくり返してしまうほど。
その証拠に、生レンズを使用したユーザーからは、「コンタクト史上最強」「着けたのを忘れる」「まったく乾かない」など、感動の声が続出しています。

2.生感覚のヒミツは特殊な水分三層構造

瞳に触れるレンズ最表面の含水率は100%!

「生感覚」と表現される着け心地は、特殊な水分三層構造によって生み出されています。
>瞳とコンタクトレンズの摩擦を軽減する決め手は、レンズの表面の含水率の高さといわれますが、生レンズの最表面の含水率はなんと100%!!
ほぼ水の状態だから、着け心地の悪さの原因となる摩擦はほとんどありません。

3.シリコーンハイドロゲルの進化系レンズ

酸素透過率の高いレンズ中央部

ソフトレンズをお使いの方はご存知かもしれませんが、含水率が高ければ高いほど、レンズの表面は乾きやすく、目に酸素を送りにくくなってしまいます。
しかし、最先端の生レンズは、長時間乾きにくいだけでなく、酸素もいっぱい通す優れものです。
その高機能の訳は、三層構造の中央部にあります。なんと、生レンズの真ん中には、含水率33%のシリコーンハイドロゲルが使われているのです。
酸素透過率にすぐれたシリコーンハイドロゲルの効果によって、レンズ表面はうるおいたっぷりなのに、乾きにくい装用感を実現。生レンズは、シリコーンハイドロゲル素材の進化系レンズと呼べるでしょう。
このシリコーンハイドロゲルについて詳しく説明したブログ記事もあるので、より深く知りたい方はそちらもお読みください。

【まとめ】瞳にもっとも優しいコンタクトの開発

これまでにない着け心地と評判の「生レンズ」は、研究のスタートから商品化までに10年という長い時間を要しました。
開発にあたったアルコンが目指したのは、1日に14,000〜15,000回の瞬きを繰り返す人の瞳にもっとも優しいコンタクトレンズ。その努力の結晶が、今、コンタクトユーザーの新たな選択肢となった「生レンズ」です。
「生感覚のレンズ」「何も着けてないみたい」と聞いても、いまいち想像できないという方は、ぜひ一度、アルコンの『デイリーズトータルワン』を試してみてください。
たくさんの人が実感している着け心地の良さに、今までのコンタクトレンズの常識が変わるかもしれませんよ。

【関連記事】

シリコーンハイドロゲル素材の詳しい解説はこちらをご覧ください
http://eye-space.jp/topics/topics_silicone/

正しい“視力検査”で最適なコンタクトレンズ選びを

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「ストレスなく、快適に見たい」
コンタクトレンズやメガネを使用する方なら、誰もが望むことですよね?
あなたの視力に適したコンタクトやメガネを作るには、正確な度数を測定する「視力検査」が何よりも大切です。
今回は、眼科や学校で行われている視力検査のイロハをご紹介します!

1.「視力」と「度数」

度数は視力矯正のためのレンズの屈折率

視力検査の言葉にある「視力」とは、目の前の対象物をどれだけ細かく見極められるかを数値化した指標。簡単に言えば、「目の能力値」です。
一方の「度数」は、視力がより良くなるように矯正するための、レンズの屈折率を指します。
ですが、「視力が1.0なら度数はこれで決まり!」との目安があるわけではありません。
視力は、見える見えないの能力値だけでなく、近視・乱視・遠視などのさまざまなタイプに分けられます。
コンタクトやメガネのレンズの正確な屈折率を導き出すには、順を追った、念入りな検査が必要です。

2.コンタクトレンズの度数の測り方

瞳に合ったレンズを選ぶために必須のステップ

コンタクトレンズを選ぶ際の検査には、いくつかのステップがあります。
医師による正確な検査を行うことで、あなたの瞳に合ったレンズの中心圧(L)、ベースカーブ(BC)、度数(P)、レンズサイズ(DIA)などが決まります。

  • ・オートレフケラトメータ
    コンタクトユーザーにとってはおなじみの、特殊な機械を覗く検査です。目に入った光がどのように屈折するかを調べ、近視・遠視・乱視などの目の状態やその強弱を判別します。
  • ・視力検査
    小学校や中学校の視力検査で、誰もが一度は受けたことのある定番の検査です。アルファベットの「C」に似たマークの切れ目がどちらを向いているかを口頭で答え、どれだけ細かく見えるかを測定します。
  • ・自覚的屈折検査
    検査用のコンタクトレンズを使い、適切な度数と矯正後の視力を測ります。
  • ・装用検査
    初めてコンタクトレンズを使う方にとって、特に大切な検査です。検査用レンズを装着し、涙の量やまばたき時のレンズの動き方などを確かめます。

3.視力検査でおなじみの「C」マークは世界共通記号

ランドルト医師が発明した「ランドルト環」

視力検査と聞いて、真っ先に思い浮かぶマークと言えば、真っ黒の「C」マークですよね?
皆さんもきっと、片方の目を隠して、検査表(機械)から5メートル離れて、上・下・左・右のどこに隙間が空いているかを答えた経験があると思います。視力検査で使われている「C」のマークには、ちゃんとした名前があります。
その名も、「ランドルト環」。

名付け親は、フランスで活躍したスイス人眼科医のエドマンド・ランドルト博士。1888年に発明されたランドルト環は、1909年にイタリアで開かれた国際眼科学会で国際的な標準指標に採用されました。

スイス人眼科医の功績はすごい

ちなみに、ランドルト環が生まれた1888年は、コンタクトレンズの語源となったオーゲン・フィック博士の著書『Eine kontactbrill』が完成した年でもあります。
さらに驚くのは、ランドルト博士も、フィック博士も、スイス人の眼科医ということ。眼科学研究発展の歴史を振り返るとき、スイス人眼科医の功績は欠かせませんね。

4.「ランドルト環」以外の測定方法

アメリカや中国で使われている「Eチャート」

1909年に世界共通の視力検査記号に選ばれた「ランドルト環」ですが、世界各国には、それ以外の測定方法も存在しています。
例えば、アメリカや中国でよく使われている視力検査表が「Eチャート」。
ランドルト環と同じく、上・下・左・右を向いた「E」のマークの切れ目を答える方法ですが、検査表から離れる距離は6メートルです。
「C」より「E」のほうが、空いている部分が広いため、その分、距離を長くとるんです。

欧米にはアルファベットを読む「スネレン視標」も

主に欧米で使われている視力検査表の「スネレン視標」は、「C」や「E」のように1種類のマークを使いません。
一般的なスネレン視標は、さまざまなアルファベットが、上(大)から下(小)へ11段階で記されています。検査表から6メートルの距離をとって、上から順に文字を読んでいく方法です。

【まとめ】視力検査の目的は“ありのまま”を知ること

視力検査は、人それぞれの視力を測る検査です。自分に合ったコンタクトレンズを選んだり、メガネをつくるには、度数を正確に測ることが大切です。
検査の目的は、あなたの“ありのまま”の視力を測ることですから、前かがみになったり、決められた線をはみ出したり、当てずっぽうで答えたりせず、正しく「目の能力値」を測りましょう。
コンタクトレンズやメガネを長く使っている人でも、視力は時間と共に変わることがあります。「今までと同じ度数で大丈夫」と決めつけず、ランドルト環を用いた視力検査はもちろん、オートレフケラトメータを使った屈折率の検査を定期的に行い、快適な視界を保ちましょう。

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