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2019年2月 目とコンタクトの
大事な知識

目やにが多い原因は、目の病気のサイン?

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朝起きると、まぶたに「目やに」がたまっていることがありますよね。
この目やに、実は、「目の健康状態を知らせてくれるサイン」だってご存知ですか?
目やには、子どもから大人までみんなにでるものなので、いつもと変わらない少しの量であれば心配ありません。しかし、普段よりも量が多い、目が開けづらい、視界がぼやける等の症状を感じた時は、結膜炎などの目の病気の可能性があります。

正しい知識を身につけて、「いつもと違う」と感じたら、できるだけ早く眼科を受診しましょう。特に、コンタクトレンズを使用している方は、放っておくと悪化の原因にもなりますので、注意が必要です。

1.そもそも「目やに」ってなに?

新陳代謝による老廃物のかたまり

毎朝、顔を洗って取り除いている目やには、そもそもどうして出てくるのでしょうか?
目やにの医学的な正式名称は「眼脂」と言います。皮脂と同じく、身体の新陳代謝によって、古くなった細胞などの老廃物が結膜・角膜を覆うムチンなどの成分と一緒に固まったものです。

コンタクトユーザーは目やにがでやすい?

目覚めている間は、涙とともに自然に体外へ排出されますが、まばたきをせずに眠っている間は、まぶたやまつげに溜まってしまいます。目やにの元となる老廃物は、目が異物を感じた際にも増えることがあります。
コンタクトレンズもそのひとつとされており、瞳がレンズを異物と判断すると、外に流し出そうとする涙の量が自然に増え、目やにができやすくなる原因となります。

2.大量の目やにから疑われる結膜炎の種類

目やにの量や色の変化に要注意

目やにがいつもより多くでた時、黄緑や白っぽい色の変化があった時、普段とは違うネバネバ感がある時は、なんらかの目の病気が発症している恐れがあります。裸眼の人、コンタクトレンズを使用している人を問わず、発症の恐れがある結膜炎の種類をまとめました。

1.感染症結膜炎

黄緑色で粘り気のある目やに、白っぽく糸を引くような目やにが出たら、感染性結膜炎が疑われます。黄色ぶどう球菌や表皮ぶどう球菌などの身近な細菌が原因です。

2.ウイルス性結膜炎(はやり目)

黄色がかった膿のような色の目やにが発生し、起床時の量も大幅に増加。白目の充血や角膜の炎症も起こる怖い病気です。特に、アデノウイルスによる結膜炎は感染力も強く、喉の痛みや発熱の症状が出ることもあります。

3.急性出血性結膜炎

エンテロウイルスが原因の結膜炎で、感染からわずか1日で症状が現われます。充血と目やにの増加だけでなく、白目に出血が見られることが特徴です。

4.アレルギー性結膜炎

花粉・ハウスダスト・ダニだけでなく、コンタクトレンズのケア用品が原因になることがあります。発症するとレンズが汚れやすくなり、症状の悪化にもつながります。

5.巨大乳頭結膜炎

コンタクトレンズの汚れが主な原因といわれるアレルギー性の結膜炎です。上まぶたの裏側にブツブツとしたただれができ、レンズが上にずれやすくなります。

3.コンタクトユーザーが目やに多さに気づいたら

コンタクトの使用は原則中止が鉄則

目やにがいち早く知らせてくれる目の病気はたくさんあります。
なんらかの眼病の可能性がある場合、原則としては、コンタクトレンズの使用を控えることが一番です。眼科医から処方される結膜炎専用の点眼薬を適切に使うことはもちろん、症状がひどくなることを避けるために、数日間はメガネを利用することが望ましいでしょう。

こすり洗いなどのレンズケアも十分に

日中、コンタクトレンズをどうしても使用したい場合は、使い捨てコンタクトレンズを一時的に使い、できるだけ瞳の清潔感を保つことが大切です。
また、いつも以上にレンズのケアを念入りに行い、クリーナーによるこすり洗いや、タンパク質除去の効果があるケア用品を用いて症状の悪化を防ぎましょう。

【まとめ】「いつもと違う目やに」が知らせてくれる健康状態

目やにの発生はヒトの生理現象のひとつであり、普段どおりの量や色であれば心配することはありません。
しかし、目やにの量が明らかに多いと感じたり、色や質がいつもと違うと感じたら、細菌やアレルギーが原因の結膜炎などにかかっている恐れが十分にあります。コンタクトレンズを使用している人は、裸眼の人に比べて瞳が乾きやすく、かゆみや痛みを感じるケースも多いので、特に眼病予防を心がけたいものです。

コンタクトレンズユーザーの花粉症対策

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辛い花粉の季節、目のかゆみやまぶたの腫れで、コンタクトレンズの装用がしにくいことがありますよね。実際、目に対しての負担を考えても、なるべくならメガネで過ごすのがおすすめです。
でも、見た目の問題や「コンタクトレンズに慣れているから」といった理由で、普段どおりにコンタクトレンズを装用したい方も多いのではないでしょうか?
花粉の季節のコンタクトレンズの注意点をよく知って、適切な対策を行いましょう。

1.花粉症の方のコンタクトレンズ選び

1日使い捨てレンズが清潔でおすすめ

レンズに花粉の洗い残しがあると、当然、花粉症の症状を引き起こしやすくなります。普段2ウィークレンズを使われている方も、花粉の季節だけは1日使い捨てタイプのレンズに替えると良いでしょう。毎日新しいレンズに交換して、清潔な状態を保ちましょう。

2週間使い捨てレンズの場合は汚れのつきにくいタイプを

涙の成分に含まれているタンパク質や脂質など、吸着性のある成分でレンズが汚れていると、空気中を舞っている花粉をレンズに引き寄せやすくなります。2週間使い捨てタイプのレンズを選ぶ場合は、汚れのつきにくい「非イオン性レンズ」を選ぶと、花粉が付着しにくくなります。

汚れはプラスイオンを帯びているので、マイナスイオンを帯びた「イオン性レンズ」だと汚れを引き寄せやすくなってしまいます。一方「非イオン性レンズ」は「イオン性レンズ」と比べて汚れが付きにくく、汚れによる花粉の吸着を防止してくれます。

2.コンタクトレンズ装用時の花粉症対策

人工涙液で花粉を洗い流す

目に花粉が入っていると、かゆみなどのアレルギー反応が起こりやすくなってしまいます。しかし、目をこすると症状が悪化したり、バイ菌が入って他の感染症が出てしまうかもしれません。目がかゆいときや違和感があるときは、触ったりこすったりせず、目を洗うようにしましょう。

目に入った花粉を洗い流す際には、「防腐剤を含まない人工涙液」の点眼薬がおすすめです。 目にゴミや異物が入ったときに涙が出てくるように、涙には目に入った異物を洗い流す機能があります。涙に近い成分を持つ、防腐剤なしの人工涙液を使用することで、目に負担をかけずに花粉を取り去ることができます。

花粉症の点眼薬は、レンズを外したあとに

ソフトコンタクトレンズを使用している場合、病院などで処方される花粉症専用の点眼薬は、必ずレンズを外したあとに使用しましょう。点眼薬には防腐剤が含まれているので、レンズの上から点眼すると、薬に含まれる防腐剤がレンズに吸着し、角膜障害などのトラブルを引き起こすとされています。また、レンズの変形や濁りの原因になってしまう場合もあります。

目の粘膜の機能を正常に保つ

花粉症の症状悪化の原因のひとつとして、目の粘膜の機能の低下が挙げられます。
現代人は、スマートフォンやパソコンの画面を長時間見続けて、瞬きの回数が少なくなったり、エアコンによる空気の乾燥などで、目の粘膜の水分が奪われる機会が多いため、自分で乾燥対策をすることが大切です。
画面を見るときには意識的に瞬きの回数を増やしたり、エアコンを使うときは加湿を心がけるようにしましょう。また、目の乾燥を感じるときはこまめに目薬をさすのも効果的です。

なるべくメガネに切り替える

花粉の飛散量が多いときにコンタクトレンズを装用すると、レンズに花粉が付着し、症状の悪化を招く場合があります。晴れた日や風の強い日は、なるべくメガネに切り替えて、花粉から目を守りましょう。

目に入った花粉を洗い流す際には、「防腐剤を含まない人工涙液」の点眼薬がおすすめです。 また、コンタクトを使用する場合でも、度なしのファッションメガネなどをかけるだけで、目に入る花粉の量が軽減するので、メガネの併用がおすすめです。

帰宅したらすぐに外す

花粉の付着したレンズを長時間装用することは花粉症の症状悪化につながります。
帰宅後はすぐにレンズを外して、家の中ではメガネで過ごしましょう。

3.コンタクトレンズ洗浄時の花粉症対策

入念なこすり洗いを

タンパク質や脂質などのレンズ汚れには吸着力があり、花粉を寄せ付ける原因となります。また、花粉の付いたレンズは、普段よりも汚れが落ちにくい状態になっています。そのため、花粉の季節には、いつも以上にレンズケアを丁寧に行いましょう。
まずは、とにかくこすり洗いを徹底することで、洗浄液ですすぐだけでは落ちなかった汚れを落とすことができます。

また、過酸化水素のつけ置きタイプの洗浄液も、レンズの消毒効果が高く、効果的です。

洗浄液選びも大切

コンタクトレンズの洗浄液にはさまざまな種類がありますが、花粉の時期に選びたいのは、タンパク質と脂質の汚れをしっかりと除去してくれるものです。

例えば、洗浄保存液とタンパク除去剤が別に分かれている2液タイプなどは、少し手間がかかりますが、汚れをしっかり落とすことができます。
1本で洗浄・タンパク除去・保存までできるオールインワンタイプのものを使う場合も、指定のつけ置き時間をちゃんと守って、十分な洗浄効果が得られるようにしましょう。

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