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2018年12月 目とコンタクトの
大事な知識

コンタクトレンズ愛用者の温泉旅行・銭湯事情

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旅先の温泉や近所の銭湯で、からだをほっこり温めて、日々の疲れをリフレッシュしたい!
季節を問わずたくさんの人に愛されている日本各地の温泉や、地域の憩いの場となっている銭湯(日帰り温泉施設)を存分に楽しみたいけど、「コンタクトレンズを着けたままの入浴は不安」とお悩みのコンタクトユーザーはたくさんいます。温泉や銭湯を利用する際の注意点をしっかりおさらいし、できるだけ快適に醍醐味を味わえる方法を身につけましょう!

1.温泉入浴時の装用リスクを正しく知る

住み慣れた自宅での入浴時と同様、コンタクトレンズを着けたまま温泉や銭湯に入る際には、気をつけなければならない、知っておくべきリスクがいくつかあります。
瞳に直接触れるコンタクトレンズの素材は、とてもデリケート。高温多湿となる浴場内では、お湯の影響でレンズが変形してしまったり、石鹸やシャンプーが不意に目に入る恐れもあります。
また、ただの“お湯”ではない温泉の成分がレンズに付着することによる不具合も十分起こり得ます。目の病気やトラブルを避けるためにも、温泉や銭湯でのコンタクトレンズの利用は極力控えることがおすすめです。

2.浴場やサウナではコンタクトレンズが外れやすくなる

自宅のお風呂、温泉、銭湯を問わず、コンタクトレンズをつけたままの入浴で最も気をつけたいのがレンズの紛失です。
レンズが水分を吸収しすぎると、レンズの見え方に支障がでる可能性だけでなく、ずれたり外れやすくなります。
また、サウナでの利用も要注意。室温の高さと乾燥によってレンズの変形はもちろん、外れやすさも一気に高まります。温泉や銭湯では特に、一度外れてしまったレンズを見つけるのは至難の業。お湯に顔をつけないこと、洗顔・洗髪を避けることだけでなく、紛失のリスクが常につきまとっていることを意識しなければなりません。

3.「どうしても」のために、1dayタイプのソフトコンタクトを

入浴時のコンタクトレンズの利用は極力避けるべき理由を紹介しましたが、家族や友人と初めて訪れた温泉では、景色や風情も含めて存分に堪能したいものです。
コンタクトレンズの代わりにメガネをかけても浴場内では曇ってしまいますし、レンズやフレームの変形・損傷も起こりがち。
また、裸眼では眼の前や足元が見えづらく、転ばないように、人を間違えないようにと気を使うことに必死になってしまいます。それではむしろ、疲れがたまってしまう一方。「せっかくの旅先の温泉なんだから、どうしても着けたまま入りたい」と言う人は、1dayタイプのソフトコンタクトレンズを装用しましょう。温泉に入る時だけ利用して、上がったらすぐに外して処分する。入浴時に使い捨てタイプのソフトコンタクトを利用する場合でも、この条件は必須です。

【まとめ】コンタクトをつけたままでも安心して楽しめるように

温泉や銭湯などのお風呂場で、メガネのように視界が曇ることなく、足元や手元がはっきり見えるようにコンタクトレンズを使用することは、怪我の予防やストレスを感じないためにとても重要です。
露天風呂からの景色もぼやけてた、目の前の段差に躓いて転んだ、床で足を滑らせてしまった、一緒に入ったはずの友人や家族がどこに行ったかわからない・・・。こんな不便なことがあっては、せっかくの楽しみも醍醐味も味わえません。
だからこそ、コンタクトレンズを着けて入浴する際のリスクや注意点をしっかり把握して、使い捨てレンズのみを正しく利用すること。浴場内ではお湯が眼に入らないように十分注意して、入浴時間などにも気を配りながら、リラックスタイムを過ごしましょう。

コンタクトユーザーに最適の目薬とは。安心・安全な「人工涙液目薬」がおすすめ

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コンタクトレンズユーザーを悩ませる、疲れ目、かすみ目、目の乾き。少しでも、すぐにでも症状を和らげたいと、日常的に市販の目薬を利用している人も多いはず。
店頭に並んでいる数多くの目薬の中から、コンタクトレンズ用を選んで使用しているユーザーがほとんどですが、「コンタクトをつけたまま目薬をさしてもいいの?」「普通の目薬とコンタクト専用の違いってなに?」との素朴な疑問をよく耳にします。
今回は、コンタクトを快適に使用するために大切なアイテム「目薬(点眼薬)」について、知っておきたいイロハをご紹介します。

1.コンタクトレンズ専用目薬の特徴と選び方

コンタクト用目薬のほとんどが、瞳にうるおいを与える目的のために製品化されています。裸眼よりも乾燥しやすく、ドライアイの症状も出やすいコンタクトユーザーのニーズに応えるためです。
では、コンタクトをつけたまま点眼できる目薬の見分け方はなんでしょう。安心できる目薬を見極めるキーワードは、「人工涙液タイプ」の目薬です。人の涙の成分にほど近い目薬は、瞳の乾燥やゴロゴロ感の解消につながり、コンタクトレンズそのものへの負担や影響はありません。
市販商品のなかでは、参天製薬の「ソフトサンティア」シリーズ、ロート製薬の「ロートCキューブ」シリーズなどが、コンタクトをつけたままでも安心して点眼できる人工涙液タイプの商品です。また、定期的に眼科医を受診して処方される目薬を使用することが最も安全です。

2.レンズに影響を与える目薬の「防腐剤」にご注意

コンタクトレンズをつけたままの瞳に目薬をさすなら、コンタクト専用以外の目薬の使用は絶対に避けましょう。
街の薬局やドラッグストアなどで販売されている普通の目薬には、各症状に応じたビタミンをはじめ、充血を抑えるための血管収縮剤、保存を長引かせる防腐剤が含まれています。
これらの成分のうち、防腐剤(主に塩化ベンザルコニウム)がコンタクトレンズにとってはとても厄介です。特に水分量を多く含んだソフトコンタクトレンズは、防腐剤の成分を吸収しやすいことが分かっています。レンズに吸収された防腐剤はやがて、瞳の健康に悪い影響を及ぼし、角膜障害などを引き起こしてしまいます。また、レンズの変形や変色につながることもあるため要注意です。

3.ハードとソフトで違う目薬の使用法

コンタクトレンズ装用の際は、コンタクト専用の目薬に限る。これが最も大事なポイントですが、ハードコンタクトレンズはその限りではありません。
酸素透過性が低く、硬めの素材でできているハードレンズは、成分を吸収しやすいソフトレンズとは異なり、目薬による瞳やレンズへの影響が少ないのです。もちろん、日々の入念なお手入れは不可欠ですが、ハードコンタクト利用者は目薬に対して神経質になり過ぎることはありません。

4.正しい目薬のさし方をマスター

コンタクトユーザーに適した目薬、疲れ目・かゆみ・充血・乾燥(ドライアイ)などの目的に応じた目薬を選んでも、使用方法を正しくまもらなければ、治療効果は軽減してしまいます。目薬のさし方をマスターして、よりよいコンタクトライフを。

1.まずは清潔な手で

目薬をさす前に、容器を持つ手が汚れていてはいけません。石鹸を使って丁寧に手を洗いましょう。瞳や目薬を汚す恐れがあるのは、あなた自身の手の雑菌。目薬をさす前の大事なひと手間です。

2.瞳にしっかり確実に

使用量をまもって目薬をさすためにも、しっかり確実に瞳の真ん中へ点眼したいものです。失敗をしない秘訣は、下まぶたを軽く指で引いてあげること。目をしっかり見開いて、できるだけ目に近い位置からさしましょう。その際、容器の先がまぶたやまつ毛と直接触れないように注意しましょう。防腐剤を使用していないコンタクト用の目薬にとっては特に、中身の汚れは大問題です。

3.静かにまぶたを閉じて

目薬を点眼したら、静かにまぶたを閉じます。そのまましばらく目をつぶり、目薬の効果が瞳の全体へ均等に行きわたるようにしましょう。涙嚢へ流れることを軽減するために、目頭を軽くおさえてあげるのも効果的です。

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4.仕上げは素早く、やさしく、ていねいに

まぶたを閉じた後にあふれ出た目薬は、きれいなガーゼかティッシュを使って拭き取りましょう。目薬の成分によっては、肌に触れた箇所が皮膚炎を引き起こすこともあります。仕上げは素早く、やさしく、ていねいに。

【まとめ】瞳のお手入れに最適な目薬選びを

防腐剤や血管収縮剤などの成分を含んだ治療を目的とする市販の目薬をコンタクトユーザーが使用する際は、必ずレンズを外してから使用することが大切です。また、点眼から再装用までの時間をできるだけ長く空けることをおすすめします。
コンタクトレンズのお手入れ方法と同様に、手軽に買い求めることができる目薬との上手な付き合い方、購入時の注意点を理解して、視界良好な毎日を送りましょう。

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