MENU

2017年2月 目とコンタクトの
大事な知識

「ものもらい」ができた!コンタクトレンズはつけても大丈夫?

topics_sty

まぶたの一部が赤くはれて、まばたきをしたり指で押したりすると痛い!ものもらいは、日常生活で最も起こりがちな目の病気かもしれません。地域によっては「めばちこ」「めいぼ」とも呼ばれるこの病気は、特に疲れがたまったりして免疫力が低下している時によく起こります。気になるのが、ものもらいの症状がある時に、コンタクトレンズをつけていてもいいのかどうか。今回は「ものもらい」ができる原因と対処法、そしてコンタクトレンズ装用における注意点をまとめてみました。

1.ものもらい、めばちこ、めいぼ?結膜炎とはどう違う?

「ものもらい」とは、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことを言います。この呼び方は、主に東日本で呼ばれる通称で、関西では「めばちこ」や「めいぼ」と呼ばれることもあります。医学的には、まぶたが菌に感染して膿がたまる「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」、まぶたに脂肪がたまる「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」などに分類されますが、いずれも原因は細菌です。
麦粒腫は細菌がまぶたの皮脂腺やまつげの根元に入り込むことで化膿性の炎症が起こり、まぶたが赤く腫れたり、まばたきの時に痛んだりします。
霰粒腫は、まぶたのマイボーム腺が詰まることで起こり、まぶたが腫れたり白いできものやしこりができたりします。これに対して、ウイルス性結膜炎は、その名の通りウイルスに感染して起こります。炎症を起こすのは目の中の結膜で、目が充血してめやにが増え、かゆみが出たり目がゴロゴロしたりします。

2.ものもらいが起こりやすい人の特徴ってあるの?

ものもらいの原因となる細菌は、黄色ブドウ球菌など誰の皮膚にもいるありふれた細菌(雑菌)ですが、発症しやすい人としにくい人がいます。
・お年寄りや子供など、もともと免疫力が弱い人
・不規則な生活で、疲れやストレスがたまって免疫力が弱くなっている人
・目をさわったり、こすったりする癖がある人
・コンタクトレンズの使い方が正しくない人
・前髪が目にかかっている人
こうした、免疫力が弱くなっている人や、細菌が繁殖しやすい状態の人ほど、ものもらいにかかりやすい傾向にあります。ものもらいの原因は、常在菌によるものと、外部から侵入した細菌によるものがありますが、汚れた手で目をこすったりすると雑菌が侵入し、すぐにものもらいができてしまいます。

3.ものもらいができた!コンタクトレンズはどうするべき?

「コンタクトレンズを使いはじめたら、ものもらいができた!」という方がいるかもしれませんが、正確にはコンタクトレンズ自体に原因はありません。コンタクトレンズの取り扱いに問題があり、雑菌に感染した結果です。雑菌の付いた手でコンタクトレンズを扱ってしまうと雑菌が目の中に入り込み、ものもらいの引き金になります。
では、すでにものもらいになっている場合、コンタクトレンズはつけても良いのかどうか。結論としては、よくもあり、悪くもあります。ものもらいは、まぶたやまつげの根元にできるものなので、“状態によっては”清潔なコンタクトレンズであれば治療中でも使用することは可能です。ただし、下記のような症状がある場合の使用はおすすめしません。
・化膿している場合
・痛みがある場合
・異物感がある場合
・腫れがひどい場合
・まぶたの内側に炎症がある場合
また、これらの症状がなくても、コンタクトレンズを装用した途端に痛みやかゆみ、異物感を感じた場合はただちに使用を中止するようにしましょう。痛みにたえながら無理してコンタクトレンズを装用していると、ものもらいの症状を長引かせることにもなってしまします。

4.とはいえ、コンタクトレンズをつけて出かけたい!という場合は

ものもらいの治療中は、患部を休ませるためにもメガネに切り替えた方がいいのは言うまでもありません。ただし、治療中でも工夫次第でコンタクトレンズを使うことはできます。初期の段階なら、ものもらい用の目薬を点眼してからコンタクトレンズを装用することをおすすめします。目薬をさすと薬の成分が涙と一緒に目の上に充満し、ある程度の時間がたてば組織中に吸収されていきます。薬によって吸収される時間に違いがあるので注意は必要ですが、まず清潔にして目薬をさしてから外出の支度をはじめ、なるべく出かける直前にコンタクトレンズを装用しましょう。
ただし、市販の目薬にはいくつかの種類があり、症状によって正しい目薬を選ばなければいけません。とくに、ものもらいの場合は抗菌成分が入ったものでなければほとんど効果はありません。また、1本1本が使い切りになっているタイプの目薬のほうが、衛生的にも保存の点からも安心して使えるのでおすすめです。

5.ものもらい対策で注意すべき5つのポイント

ものもらいは目の病気ですが、栄養がかたよったり、睡眠不足などによる体調不良にも大きく影響されます。

・目が乾燥すると症状が悪化するので、加湿器などで湿度を高めにする
・冷房を使う場合は湿度を高めに設定し、直接風があたらないようにする
・アルコールは控え、休養と睡眠を十分にとる
・甘いものや辛いものなどの刺激物をひかえる
・ストレスは症状を悪化させるのでストレス解消を心がける

要は、バランスの良い食事と十分な睡眠が対策の基本なのです。

6.【まとめ】日々の生活を見直すことが、悩み解決の最短ルート

一度治ったと思ったものもらいが、すぐにまたできてしまうこともあります。そんな時は、疲れがたまっている証拠です。慢性的な疲労は免疫力を下げ、常在菌を暴走させてしまいます。ものもらいを繰り返す時は、自己免疫力の向上につながるように、十分な睡眠を取る、手洗いと洗顔を欠かさず清潔に保つように心がけましょう

コンタクトがぼやける?5大原因を知ってくっきり視界を手に入れる!

topics_focus

新しいコンタクトレンズに変えたばかりなのに、毎日清潔に洗ってケアしているのに、右目は大丈夫なのに左目だけ……ぼやける!そんな、コンタクトレンズを使っていると誰もが1度は経験するであろうトラブル。目がぼやけて視界が悪いと、集中もできないし、とてもイライラしますよね?しかも、原因がわからないと、不安にもなってしまします。そこで、今回はコンタクトユーザーあるあるな「目のぼやけ」の原因と対策について調べて分類してみました。

1.ズバリ、目が乾いている!

目が乾いている、乾燥してゴロゴロする。コンタクトレンズをつけている人にはお馴染みのフレーズですね。これらドライアイの原因は、長時間のデスクワーク、ストレスや過労、コンタクトレンズ装用時間が長過ぎるなど様々です。そしてこのドライアイもまた、目がぼやける原因の1つです。コンタクトレンズの過剰な使用を避け、まばたきをしたり、目薬を点眼するなど、目のケアをしてあげましょう

2.レンズが汚れたり変形しているかも?

目がぼやける原因に多いのが、コンタクトレンズ自体によるものです。コンタクトレンズになれてくると、洗浄や保存・保管がおろそかになりがち。その結果、コンタクトレンズの寿命が短くなってしまい、「汚れが発生して目がかすむ」「細かな傷が出来て視界がぼやける」「レンズが変形してゴロゴロ違和感が…」といった症状が発生してしまいます。1Day以外のタイプを使う場合、特に気をつけたい原因のひとつでしょう。

3.そもそもレンズが合っていないのでは?

意外と知られていませんが、コンタクトレンズが自分の目にきちんとフィットしていないと、乾燥しやすくなり、目がかすんだり、ゴロゴロしてぼやけてしまいます。特にハードレンズの場合はソフトレンズに比べて硬いため、装用時に違和感を感じる人が多い。ソフトレンズの場合であっても、きちんとBC(ベースカーブ)の合ったものでなければ、乾燥しやすくなってしまいます。コンタクトレンズをつくる時は、必ず眼科で検診をして、自分の目に合ったものをつくるようにしましょう

4. 目の酸素不足のSOSサインかも?

「目の酸素不足」と言われても、あまりピンと来ないかもしれませんが、目の角膜には酸素が必要不可欠で、酸素は目を開けている時は大気から補給され、目を閉じている時はまぶたの裏側の血管から取り込まれます。しかし、コンタクトレンズをつけることで、酸素の補給は妨げられてしまいます。そして、十分に角膜に酸素を補給できないと、「角膜の透明度が保てなくなってしまう」「角膜に血管が侵入してきて、黒目が充血してしまう」などのトラブルが生じて、視界がぼやける原因になるのです。
これを防ぐには、酸素透過率の高いコンタクトレンズを選ぶのが1番!また、コンタクトレンズの連続装用を避ける、つけたまま寝ないなども基本です。

5.目がさらに悪くなったんじゃないの?

コンタクトレンズもメガネと同じく、度数が合っていないと視界がぼやけて、頭痛や肩こり、眼精疲労やストレスの原因になってしまいます。視力は、コンタクトレンズ購入時よりも良くなっていたり、悪くなっていたりと変わるもの。定期的に眼科へ行き、目とコンタクトレンズのチェックをしてもらうことが、何より大切だと言えるでしょう。

6.酷い場合は目の病気も疑って!

目がぼやけるのは上記の原因によるところが多いですが、自分だけで「ちょっと疲れ目だなぁ」「コンタクトが合ってないだけかも」などと簡単に判断してしまうのも少し危険かもしれません。なぜなら「視界がぼやける、かすむ、ピントが合わない」などの症状は実は目の病気の可能性もあるからです。
「目のぼやけ」がなかなか改善されない時は、必ず病院へ!早期に病気を発見をして、治療をすることがもっとも大切です。また治療を怠ってしまったり、遅くなってしまうと失明の恐れもあるので、少しでも心配があれば直ぐに眼科へ行って診断・診療をしてもらいましょう。

7.【まとめ】結局のところ、定期的な眼科受診が何よりの対策です

定期的に眼科へ行くことは、目とコンタクトレンズが合っているかを調べることはもちろん、万が一病気の場合の早期発見にも繋がります。毎日の適切なケアを行い、おかしいな?と感じたら自分で判断せず病院へ。目の健康も、体の健康も、結局のところ同じなんです!

BOTTOM