MENU

sceneシーン別おすすめ
コンタクト&ケア

乱視の人こそ慎重に! 乱視用コンタクトレンズ選びのポイント

Pocket
LINEで送る

コンタクトレンズは、度数はもちろん目の状態に合ったものを選ぶ必要があります。特に、乱視の人は乱視用のコンタクトレンズを使わないと、目に大きな負担をかけてしまいます。でも、乱視用のレンズってあるの?そもそも、自分が乱視かどうかわからない…。そんな方でも安心して選べるように、乱視の知識と乱視専用のコンタクトレンズを、わかりやすくご紹介します。

1.まずは乱視について知ろう

1-1 乱視の仕組みとは?

人がものを「見る」ということは、「見ているもの」からくる「光を目で感じている」ということです。通常、目に入る光は目の中でレンズの役割をする部分(角膜と水晶体)で適度に曲げられ(屈折)、目の奥の網膜で一点に集まります(焦点)。光がレンズを通って焦点を結ぶというのは、虫メガネが光を一点に集めることと同じ原理です。乱視とは、目のレンズの働きをする部分がゆがんでいるため焦点が合わない状態を言います。光を屈折させるレンズがゆがんでいたら、光はどうなるのでしょう?レンズがゆがむと、光もゆがめられて一点に集まらずにずれてしまいます。この状態が乱視です。同じことが目で起これば「乱視がある目」ということになります。

1-2 あなたは乱視?チェックリスト

最近こんな事はありませんか?まずはセルフチェック!

      

  1. 1.数字やアルファベットなど、文字が見にくく感じることがある(VとW、6と8などの似た形の区別がつきにくい)
  2. 2.時計の針がダブって見えてしまし、時間がわからないことがある
  3. 3.パソコンの文字が二重にブレて見えることがある
  4. 4.良く見ようとして、知らないうちに目を細めてしまうことがある
  5. 5.車を運転中、信号や標識の文字がぼやけて判断しにくい
  6. 6.夜空の月や星がにじんで見える

チェックがあてはまった人は、もしかしたら乱視が原因かもしれません。乱視かも?と思ったら、眼科医にご相談ください。
※すべての項目が乱視のみに起因するわけではありません。
またアイスペースでは、店舗に眼科が隣接しております。来店時に、お気軽にご相談ください。

1-3 近視や遠視とどう違うの?

近視と遠視、そして乱視の3つを眼科的には「屈折異常」と呼びます。目の良い人は、しっかりとピントを網膜上で結ぶのに対して、近視・遠視・乱視はピントを結ぶ位置が網膜上からズレてしまい、正常に見えなくなります。

【近視の場合】遠くを見た時に網膜の手前でピントを結んでしまい像がぼやけてしまっている状態です。近視は日本人に最も多いと言われている屈折異常です。

【遠視の場合】遠くを見た時に網膜の後ろでピントを結んでしまっている状態です。網膜よりも後ろでピントが合ってしまっているため、遠くを見る時は調節力を使って網膜上にピントを合わせて見ています。若いうちは調節力が強いため自覚はありませんが、調節力が衰える老眼になる世代になって初めて遠視に気付く人も少なくありません。また近くを見る時は更に強い調節力を必要とするため、遠くも近くも見にくく疲れやすい目だといえます。

【乱視の場合】近視や遠視の場合、網膜上からズレているとはいえ、手前か後ろのどこかでピントは合います。しかし乱視は角膜や水晶体の屈折力がバラバラのため、一点で像を結ぶことができません。つまり乱視はどこにもピントが合っていない目だといえます。そこに近視や遠視も加わってしまうと、さらに見えにくくなってしまうのは言うまでもありません。

1-4 乱視だと、どんな風に見える?

近視は遠くが見にくい、遠視は疲れやすく特に近くが見にくい。では、乱視は一体どのような見え方なのでしょうか?乱視には、方向があります。その方向によって縦方向は「直乱視」、横方向は「倒乱視」、斜めの場合は「斜乱視」と呼ばれています。乱視の見え方は二重に見える・ブレて見える・ぼやけて見える・光がにじむ・夜見にくくなるなどで、見にくさだけではなく目の疲れの原因ともなります。軽い乱視は矯正の必要がないため、放っておいても問題はありませんが、見え方に関わってくる・疲れの原因となるような乱視は眼鏡やコンタクトレンズで矯正した方がよいでしょう。

1-5 乱視にも種類があります

角膜がバレーボールのように綺麗な球面になっていれば、どこから光が入っても屈折力は同じになります。しかし乱視の場合はラグビーボールのような歪んだ形になっているため、方向によって屈折力が変わってしまい、ピントを一点に合わせることができません。このように角膜の形が歪んでいる乱視を「正乱視」といい、眼鏡やコンタクトレンズで矯正できます。一方、角膜の表面がデコボコになっているために起こる乱視を「不正乱視」といいます。こちらは、眼鏡やソフトコンタクトレンズでの矯正は難しいのが現状です。ハードコンタクトレンズなら矯正は可能ですが、状態によっては完全に矯正するのは難しい場合もあります。

2.乱視の矯正について

2-1 矯正すべき乱視と、そのままでいい乱視

乱視には、矯正した方がいい乱視と、しなくてもいい乱視があります。それは、乱視がどのくらいあり、その本人がどのくらい見え方に不満を持っているのかで違ってきます。乱視があれば見ている“もの”はぼけて目の奥の網膜に映し出されます。このぼけ方は乱視度数の大小で違ってきます。軽度の乱視=少しのボケであれば、クリアな画像として認識することができます。つまり、ある程度までの乱視であれば矯正する必要が全くないということです。しかし乱視が強い場合、ボケが大きくなり脳は画像を修復することができません。当然、見えにくいと感じてしまいます。また、脳が「ぼけている」と感じた場合、ピントが合っていないと判断し少しでもピントを良くしようと筋肉を動かし続けます。だから乱視が疲れ目の原因にもなってしまうのです。このような状態であれば、当然矯正が必要です。また、疲れ目の原因にまでならなくても、少しでも見えやすくしようと目を細めるく癖がついてしまい、知らず知らずに表情の印象が悪くなってしまう場合もあります。

2-2 乱視矯正の方法

乱視用コンタクトレンズで乱視を正しく矯正するためには、乱視の度数を合わせるだけではなく、レンズの方向も合わせる必要があります。また、合わせたレンズがまばたきをしてもその位置から回転せず常に安定していることがとても大切です。

3.乱視用コンタクトの選択基準

3-1 乱視用コンタクト選びは「安定性」に注目!

乱視用のコンタクトレンズを選ぶ際に何より重視したいのは、レンズの安定性です。 乱視用でない通常の近視用コンタクトレンズは、目の中で自由に回転しています。ところが、乱視用コンタクトレンズは、正しい位置に固定されていないと、本来の矯正力を発揮できません。そこで、乱視用コンタクトレンズを選ぶ際には、レンズが回転しない安定性のあるコンタクトレンズを選ぶようにしましょう。 また、乱視用コンタクトレンズは、通常の近視用コンタクトレンズよりもレンズが若干厚くなるため、付け心地が悪くなる傾向があります。そのため、通常の近視用コンタクトレンズよりも薄さに注目し、つけ心地の良いレンズを選ぶ方が良いでしょう。

3-2 乱視用コンタクトのここに注意!

乱視用コンタクトレンズは、近視用と違い、レンズの上下があり、これを間違えてしまうと、ゴロゴロ感といった違和感を感じ、長時間使用することが出来ません。ただ、商品によっては、装着時に回転しないように、上下のレンズの厚みが違い、下の方を分厚くすることで、重力で常に上下が正確になるように出来ています。つまり、装着の際に向きを間違えてしまっても、付けている間にきちんと上下になるので、あまり深刻になることはありません。それでも、今まで近視用コンタクトを付けていたという方が、乱視用コンタクトに切り替えて、初めての感想というのは、「レンズが厚い」「レンズサイズが大きい」「付け心地に違和感あり」という声が多いのも現状です。だからと言って付けるのを止めてしまうと、乱視の矯正にはならないので、ごろごろ感を感じるという人は、長時間の使用は避ける等の配慮をし、それでも改善されない場合は、乱視用眼鏡に替えるという工夫も必要かもしれません。

3-3 自己判断せず医師に相談を

元々治すのが難しいとされている乱視ですが、症状が悪化してしまっていると、余計治りが悪くなりますので、視力も低下し、益々悪循環となります。ですので、出来るだけ定期的に眼科で目の健診を受けるようにし、乱視と判断された場合は、医師お勧めの乱視用コンタクトレンズを使用するようにしましょう。又、出来れば毎回新鮮な状態で使える1Dayタイプがおすすめで、これを使うことで、目の感染症を防ぐことが出来ます。乱視用コンタクトは種類が多いので、医師と相談した上で、自分に合ったタイプを選ぶようにしましょう。

Pocket
LINEで送る

BOTTOM